6/26(火)、入野小学校へ訪問しました
6月26日(火)に浜松市立入野小学校が毎年行っている 『先輩に学ぼう』という行事に浜松学院大学初代監督に就任した大口真洋監督とファイブスタースクールの小畑亜章子コーチが訪問しました。
大口監督による講話の中で、大口監督は次のように語りました。
「目標があれば頑張れるから目標は持った方がいいよ、と言いたいところだけど、 実際のところ僕が子どもの頃にはバスケットのプロがなかったからバスケットは自分の夢ではなかった。
プロ野球選手になろうと思っていた時期もあったし、大学では体育の先生になろうと思っていた。
でも、もう少しバスケットがやりたいと思って今の道を進んで来たけど、夢というのは変わってもいいと思います。
もしくは、 今は夢がなくてもいい。 ただ、今やれる事を一生懸命やる姿勢を子どもの頃から習慣として身につけて欲しい。
そうすれば、夢が変わってもその姿勢で同じ努力ができる。
それから、僕が凄いなって思ったのはみんなの挨拶です。
元気のある挨拶で迎えてくれたけど、それは継続して成長して欲しい。
なぜなら、元気のある挨拶は大人になるにつれ挨拶ができなくなってくるから。
浜松学院大学の選手もそうでした。 挨拶ができないから一番最初に注意して、大学バスケット部はそこから始まった。
挨拶はコミュニケーションの第一歩。 これができないと社会に出て困るから、みんなの素晴らしい挨拶は継続してください。
最後に、 こういう機会をあたりまえのように思わないで欲しい。
いろんな人が動いてくれて、みんなの前で話ができている。
僕の人生も同じ。僕を支えてくれた人達が居たからここまでやれて来れた。
常に感謝の気持ちを忘れないで、家族に対してもありがとうを忘れないように。
ご飯が出てくるのを当たり前に思わないで、ありがとうを言おうね。」
講話の後は、小畑コーチによるボール遊びを大口監督に教えてもらった『全心全力』の姿勢で楽しみました。
入野小学校の皆さま、ありがとうございました!
生徒からの質問
選手をやっててキツかったこと・楽しかったことは何ですか?
練習だね。キツくない練習は自分を成長させないから、キツくても楽しむことにした。キツいこともよかったことも全て仲間と共有できたことが楽しかったです。
チームメイトだけでなく、ブースターと喜びを分かち合えたことがよかったです。
6月末で選手をやめると言ったけど、まだやりたかった?
やりたいね、でも新しい事に挑戦することに決めたから選手は諦めました。でも、呼ばれたら戻るくらいの気持ちはあるよ!
その新しいことってなんですか?
浜松学院大学でバスケット部の監督をすることです。選手と監督は全く違うから、勉強する事ばかりで毎日がチャレンジです。
みんなも新しいことにチャレンジすることを恐れないでください。