B.LEAGUE 2021-22シーズン終了の代表挨拶およびクラブ代表退任のお知らせ
シーズン終了および退任のご挨拶
平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。昨シーズンから引き続き新型コロナウイルスに向き合いながら、無事にシーズン終了を迎えることができました。
株主・パートナー・行政・協力会社の皆様、ブースターの皆様の多大なるご支援があったからこそ完走することができました。誠にありがとうございました。
一年遅れのオリンピック・パラリンピック開催でバスケット界は大いに盛り上がりました。男子44年ぶりの出場、女子は史上初の銀メダル、パラリンピック男子も同様に史上初の銀メダルとバスケット関係者として非常に誇らしい出来事でした。
このパワーを活用し、古豪復活を誓い、「SHIN!SAN-EN」をスローガンに掲げ挑んだ6シーズン目でしたが、結果に反映させることはできませんでした。
ヴィーチャHCに続投してもらい、新しい選手を迎え入れ、生まれ変わりを図るべく挑んだシーズンでした。
シーズン序盤から、歯車がうまくかみ合わず勝てる試合も落としてしまい、選手も必死に戦ってくれましたが結果がついてきませんでした。
苦渋の決断の末HCを解任し、清水ACにヘッドコーチ代行を託しました。少しずつではありましたが変化がみられ勝ち切ることができるようになってきました。
終盤に入ると、踏ん張ってくれていた外国籍選手がケガにより離脱し、状況的に不利な中でも選手たちは戦い続け、必死にボールに食らいついてくれました。
また、マックス・ヒサタケ選手の加入によりチーム全体にさらなるエナジーをもたらしてくれました。
コロナウイルスの影響により、結果的には2試合履行できませんでしたが、58試合を戦い抜くことができました。
叱咤激励いただいたパートナーの皆様、ご来場いただいたブースターの皆様には感謝しかございません。
改めてこの場をお借りし感謝申し上げます。
皆様に笑顔になっていただくためには、やはり勝利することが一番です。結果を残していくことができず申し訳ありませんでした。
チーム・フロントが頑張ってくれている中で結果が出せなかったのは、全ては私の不徳の致すところです。
フェニックスは常に頂点を目指していかなくてはなりません。
「三遠地域を笑顔で活力ある街に」していくために、もっと大きく変わっていく必要があります。
先日、弊社の取締役会におきまして決議されましたが、この度、5月31日をもって株式会社フェニックス・代表取締役社長の任を退くこととなりました。
4シーズンにわたり、関わってくださった全ての皆様、大変お世話になりました。本当に、ありがとうございました。
未熟な点や、至らぬ点が多々あったかとは思いますが、皆様からの温かなご協力に支えられてやってくる事ができました。
ご迷惑をおかけしてしまったこともあろうかとは思います。皆様からいただいたやさしいお気遣いや、さりげないご配慮は忘れません。
心より御礼申し上げます。
私の人生において達成したことがなかった日本一という称号が欲しかったという心残りはございますが、やってきたことに悔いはございません。
これから三遠ネオフェニックスはさらなる進化を遂げていきます。一ファンとして三遠ネオフェニックスを支えて、一緒に日本一の頂を見たいです。
新B1構想に向けBリーグも、圧倒的な世界観を創り上げています。
沖縄アリーナを視察しましたが、バスケットボールをやっていた人間として本当に素晴らしいアリーナで、多くの人に夢を与えることができると確信しました。
三遠ネオフェニックスも必ず新B1に参入することで、三遠地域に夢や希望を与えられるクラブになっていきます。
地域の皆様、企業の皆様からのご支援が必要です。どうかお力添えをいただければ幸いです。
後任につきましては、明日クラブより正式にリリースさせていただきます。
最後になりますが、お世話になった皆様の今後の益々のご活躍をお祈り申し上げ、シーズン終了の挨拶に代えさせていただきます。
株式会社フェニックス
代表取締役社長 北郷 謙二郎
代表退任のお知らせ
このたび、株式会社フェニックスは、2022年3月10日開催の取締役会において、代表取締役の社長交代の内定を決議し、北郷 謙二郎が、5月31日(火)をもちまして退任いたしますことをお知らせいたします。なお、本人事は、本年5月下旬に開催する臨時株主総会および終了後の臨時取締役会の承認を経て正式に決定いたします。
2022年5月31日付
役職・氏名:代表取締役社長 北郷 謙二郎(ほんごう けんじろう)
※帰属先はオーエスジー株式会社の予定