最後まで粘り強く戦うもガードナーの個人技を抑えることが出来ず惜敗!!

1Q

フェニックスが津屋の3ポイントで幸先よく先制するも、三河は長野のレイアップ、金丸のフリースローで着実に得点する。三河のガードナー、シェーファーにインサイドで得点されるも、鈴木が2本の3ポイントを決め、流れを渡さない。三河は金丸にボールを集め、連続得点で5点差に突き放す。太田の粘り強いディフェンスから速攻、イェロヴァツの3ポイントも決まり、一気に同点に追いつく。三河はガードナーのインサイドからの連続得点で再びリードを広げるも、フェニックスもイェロヴァツのカウントワンショットで流れを渡さず、19-21と2点ビハインドで1Q終了。

2Q

フェニックスは太田のポストプレイで同点に追いつくと、粘り強いディフェンスから流れを掴む。三河はガードナーをコートに戻し、ガードナーを中心にオフェンスを組み立てる。寺園の連続得点、太田の得点で食らいついたフェニックスが2点ビハインドでオフィシャルタイムアウト。フェニックスは岡田の3ポイントで逆転に成功するも、三河は徹底的にガードナーにボールを集め、シーソーゲームとなる。粘り強いチームディフェンスから、ハントの得点に繋げたフェニックスが39-36と3点リードして前半終了。

3Q

後半に入ってからも三河はガードナーにボールを集め、得点を重ねる。フェニックスはターンオーバーから速攻を出され逆転を許すも、ハントのインサイドの得点で応戦し、接戦に持ち込む。その後はお互いに点数を奪い合い、どちらにも流れがいかない緊迫した展開となる。ここで抜け出したのは三河。ガードナーの連続得点で7点差とされた所で、フェニックスがタイムアウトを要求する。その後もガードナーの個人技を止められず、55-64と9点リードされて最終クォーターへ。

4Q

シュートが入らず重い展開となったフェニックスに対し、三河は2本の3ポイント、速攻も出て、一気に16点差にリードを広げる。ハントの連続得点で点差を詰め寄るも、又もガードナーの得点で反撃の芽を摘まれる。フェニックスが鈴木のP&Rを起点に攻撃を組み立て、10点差に詰め寄った所で、三河のタイムアウト。更にフェニックスは粘り強いディフェンスからハント、イェロヴァツのインサイドで得点し粘りを見せ、6点差に詰め寄る。タイムアウト明けにイェロヴァツが3ポイントを決め、3点差まで詰め寄るも、75-80と5点差で敗戦となった。

ヘッドコーチ コメント

ヘッドコーチ

ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ

今日の試合を振り返ると、昨日よりもベターな形でプレーできたと思っています。
ディフェンス面でしっかりプレーすることが自分たちの今日の目標でもあったので、特に第1Qでいい形でディフェンスができましたし、 オフェンス面でもスムーズにプレーができて良かったです。

後半に関して、第3Qが試合のキーになったと思っています。
自分たちの集中力が落ちてしまったところ、ターンオーバーが多かったこと、それからディフェンスが少しソフトになってしまったことで、 三河さんにかなり走られてしまってリードを奪われてしまいました。

今日の試合を勝ち切れなかった、負けてしまったことは非常に悔しいですが、怪我人が多くローテーションが限られている中で試合を最後まで戦い抜けたこと、 そして今日の試合でいい収穫もあったので、それはチームの自信に繋がったと思います。

選手コメント

SG

津屋 一球

前半からイェロヴァツ選手たちのシュートからの勢いを止めずに、しっかりチームでディフェンスをしたので、 アドバンテージを取っていい形で前半を終えることができました。
しかし、後半の出だしがあまり良くなく、自分も決めなくてはいけないところでシュートを決めることができなかったので、そこが個人的には反省点だと感じています。
最後にああいう形で追い上げることができたことは今のチームの良さだと思うので、次節信州戦に向けていい形で終われたんじゃないかなと思います。

Q:今シーズン最後となる信州戦に向けて
A:アウェー戦なのでなかなか来れない方もいらっしゃると思いますが、会場で応援してくださる方、 画面から応援してくださる方に、フェニックスらしい試合をして勝利を届けたいです。

PG

寺園 脩斗

前半はいい形で自分たちのバスケットができていて、相手にやられてはいけないところを守ることができていましたが、 後半に入ってガードナー選手のところでやられ始めて、そこからリズムが崩れてしまいました。
後半は結局昨日と同じ展開になってしまったので、早い段階で何か打つ手があったのかなと思っています。