大阪に連続得点を許し、重い立ち上がりとなるも、フェニックスもハントのインサイド、鈴木の得点で応戦し、接戦に持ち込む。更に鈴木のレイアップ、川嶋の3ポイントが決まり5点のリードを奪うも、大阪もハレルソン、ブラウンのインサイドにボールを集め、流れを渡さない。太田の体を張ったディフェンス、津屋の3ポイントでいい流れを作り、突き放したフェニックスが25-18と7点リードして1Q終了。
フェニックスはイェロヴァツの3ポイントで先制し、リードを10点に広げる。大阪はブラウンのインサイドで反撃するも、フェニックスは津屋の速攻からの3ポイントで流れを渡さない。大阪は徹底的にスタツ、ブラウンのインサイドにボールを集め、追い上げを図る。対するフェニックスはハントのインサイド、速攻で流れを取り戻し、11点差とした所で大阪のタイムアウト。大阪のゾーンディフェンスに対し得点が止まり、ニュービルの個人技で得点されたものの、粘り強く戦ったフェニックスが46-39と7点リードして前半終了。
ハレルソンのインサイドでの連続得点で大阪が流れを作り、一気に2点差に詰め寄る。フェニックスは川嶋のアシストから寺園の3ポイント、レイアップでゲームを落ち着かせる。フェニックス津屋が3ポイントを決めれば、大阪の角野が3ポイントを返し、一進一退の攻防となる。ニュービルの3ポイントで逆転を許すと、大阪のゾーンディフェンスに対し、シュートが入らず重い展開となる。速攻から鈴木のレイアップで意地を見せるも、大阪はハレルソン、ブラウンの得点で点差を離される。ようやくイェロヴァツの3ポイントが決まるも、64-71と7点ビハインドで最終クォーターへ。
大阪はスタツのインサイド、フェニックスはハントの得点でそれぞれ得点を奪い合う。大阪は徹底的に外国籍選手のインサイドにボールを集め、12点差にリードを広げる。何とか流れを変えたいフェニックスはイェロヴァツ、鈴木の得点で1桁差に詰め寄る。インサイドを突いてくる大阪に対し、イェロヴァツがファウルを犯し、5ファウルで退場となる。その後は大阪にインサイド、3ポイントと内外で得点を重ねられ、厳しい展開となる。ホーム最終戦で最後まで戦う姿勢を見せるも、79-91で敗戦となった。
ヘッドコーチ コメント
ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ
今日の試合を振り返ると、自分たちにとって非常に難しい展開でした。
昨日のGAME1でオーバータイムに入って、最後の最後まで全力で戦って敗戦してしまい、メンタル的にも身体的にもかなり疲労がありました。
エナジーを出し切るという意味では、今日はモチベーションも難しかったです。
前半に関しては、非常にいい形で入ることができたと思っていて、7点リードで折り返すことができました。
ハーフタイムのミーティングでは、ディフェンスの強度を維持していこう、相手のファストブレイクとオフェンスリバウンドを止めることにフォーカスしようと話しました。
ボックスアウトに関しては良かったと思っています。
実際に相手にオフェンスリバウンドは4本しか許しませんでした。
ファストブレイクの部分では、試合を通して18点取られてしまい、特に後半のエナジーがなかった時間帯に一気に離されてしまったので、そこが今日の反省点だと思います。
選手コメント
寺園 脩斗
昨日の試合で大阪・ニュービル選手に後半でかなりやられてしまったので、今日はやられないようにダブルチーム等色々と策を打っていましたが、 大阪・角野選手にやられてしまいました。
ニュービル選手を抑えようとして別のところでやられてしまったのは正直厳しく、想定外の展開でした。
それでも、ディフェンス等のチームのミスはすごく目立っていたので、改善するところはまだまだあるかなと感じています。