粘り強いディフェンスから得点に繋げたフェニックスが、終始リードを奪ったまま勝利!!

1Q

フェニックスは鈴木の3ポイント、滋賀はブラントのインサイドでそれぞれ先制する。フェニックスは鈴木を中心にオフェンスを組み立て、ハントのインサイド、川嶋の3ポイントとバランス良く得点を重ねる。激しいディフェンスから速い展開に持ち込んだフェニックスが8点差にリードを広げた所で、滋賀のタイムアウト。滋賀にこのクォーターだけで7本のオフェンスリバウンドを取られ苦しむも、粘り強く戦ったフェニックスが18-13と5点リードして1Q終了。

2Q

開始早々、滋賀はオクテウスのドライブ、速攻で点差を詰めフェニックスがタイムアウトを要求する。ハントのインサイド、ラベナの力強いレイアップで得点するフェニックスに対し、滋賀はハミルトンの個人技、スティールから速攻で同点に追いつく。その後はお互いが点数を奪い合いシーソーゲームとなる。ハミルトン、オクテウスの個人技で得点されるも、川嶋が3ポイントを沈め、42-35と7点リードして前半終了。

3Q

滋賀は狩俣の3ポイントで先制すると晴山も3ポイントで続き、点差を詰める。フェニックスが激しいディフェンスから速攻、イェロヴァツの3ポイントカウントワンショットで8点差とした所で滋賀のタイムアウト。どちらにもいかない流れの中、フェニックスは粘り強いディフェンスからラベナのダンク、イェロヴァツの3ポイントで13点差とする。川嶋、オクテウスが3ポイントを入れ合い65-53とリードして最終クォーターへ。

4Q

両チーム共にディフェンスで意地を見せ、なかなか得点が入らない中、ミリェノヴィッチのアシストからイェロヴァツが華麗に3ポイントを決め、フェニックスがいい流れを作る。対する滋賀もハミルトンの個人技、ブラントのインサイドで得点を重ね、一進一退の攻防となる。フェニックスは鈴木が果敢にゴールにアタックして、チームに勢いを与え2桁差とした所で、滋賀がたまらずタイムアウト。最後まで滋賀のハミルトンが果敢にアタックするも、逃げ切ったフェニックスが82-76で勝利となった。

ヘッドコーチ コメント

ヘッドコーチ

ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ

今日の試合に関して、昨日は非常に悔しい負け方をしてしまったので、その気持ちを全員が持って今日の試合に臨もうと話しました。
また、昨日の試合では前半は良かった部分が多かったですが、後半にかけてフォーカスできなかった部分、それから集中力が下がってしまった部分があったので、今日はそこを改善して臨みました。

ディフェンス面で集中力を保ってタフにプレーすることを強調しました。
その上で、さらに滋賀さんのシュート確率を落としていくことを目標にしていました。

試合の入りの部分から、ハードに、タフにディフェンスができたので、試合の最後までしっかり集中力を保ってプレーができました。
それが昨日の試合とは違うところで、今日の主な勝因はディフェンスだと思っています。
前から言っていることではありますが、自分たちはディフェンスのチームですので、40分間しっかりフォーカスし続けられたら勝利できると選手たちに言っています。

ゲームプランに関しては、試合中に大きな変更はしませんでした。
また、昨日の試合ともそこまで大きく変わったこともありません。
選手たち1人1人が責任を持って最後までプレーできたことが、昨日の試合と大きく違うことだと思います。

選手コメント

C/PF

ステヴァン・イェロヴァツ

今日勝利できてとても嬉しいですし、チームメイトを称えたいです。
昨日の試合を振り返ると、前半は良かったですが、後半はあまり良くなく、ディフェンスが不十分でしたので、ハミルトン選手を抑えることができませんでした。
今日も得点は取られてしまいましたが、試合の最後の最後だったので、全体的にみるといい形でできたと思います。
残り7試合も今日のようにプレーしていくことが大事だと思っています。
ホーム琉球戦、アウェー信州戦と、厳しい試合はまだ続くので、今シーズンの最後までベストを尽くして戦っていきたいです。