フェニックスはイェロヴァツのセカンドチャンス、滋賀は前田の速攻から得点する。更にオフェンスリバウンドからイェロヴァツの3ポイント、鈴木も3ポイントを決め流れを掴む。ペースを取り戻したい滋賀は狩俣、晴山と得意の3ポイント攻勢で反撃し、逆転に成功する。フェニックスはラベナのインサイド、ハントのダンクで流れを戻すと川嶋も連続3ポイントで続き、リードを奪う。滋賀はブラントのインサイドにボールを集めて食らいつき、27-22とフェニックスが5点リードで1Q終了。
滋賀のオクテウスのレイアップで先制されるも、フェニックスは粘り強いディフェンスから速攻で返す。イェロヴァツのカウントワンショット、ラベナのフリースローで得点するフェニックスに対し、滋賀はハミルトンの連続得点で対抗し、接戦となる。フェニックが得意の激しいディフェンスから速攻で流れを押し戻す。その後はどちらにもいかない流れの中、お互いに我慢の時間帯となる。フェニックスの岡田がブザービーターを決め、46-42と4点リードして前半終了。
フェニックスはハントのセカンドチャンスで得点、滋賀は狩俣の3ポイントで対抗する。速攻からラベナの連続得点で8点リードした所で、滋賀がタイムアウト。滋賀は狩俣の3ポイントで反撃の狼煙をあげるも、フェニックスはハントの速攻、鈴木の得点でリードを保つ。何とか流れを掴みたい滋賀はブラント、ハミルトンにボールを集め意地を見せる。更に晴山の3ポイントで遂に逆転を許し、66-67と1点ビハインドで最終クォーターへ。
フェニックスは岡田の3ポイントで幸先よく先制するも、滋賀の野本に3ポイントを返され、シーソーゲームとなる。滋賀はハミルトンにボールを集め、連続3ポイントから一気に8点のリードを奪う。ラベナが3ポイントを決め食らいつき、フェニックスの7点ビハインドでオフィシャルタイムアウトへ。このクォーターだけでハミルトンに5本の3ポイントを決められ、流れを掴めない。ハントのインサイド、鈴木の速攻と最後まで粘りを見せるも87-94で敗戦となった。
ヘッドコーチ コメント
ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ
前半の部分で、チームとして非常にフォーカスして、いい形でプレーができていました。
特にディフェンス面では、ハミルトン選手の得点を抑えられたこと、それから以前滋賀さんと対戦した際にはオフェンスリバウンドをかなり許してしまったので、 そこの部分は前半はかなり頑張ったと思っています。
オフェンスもスムーズな部分もありましたが、ハーフタイムで自分たちが少しリードしていたので、第3Qの入りが大切だとミーティングで話していましたが、 入りの所からハミルトン選手が得点を取り始め、結果的に後半だけで28得点取られてしまいました。
彼のようなタイプの選手は1人で全て完結できてしまう選手ですので、それに対してこちらの集中力が持たなかったと思います。
今日の試合を分析して、明日に向けてしっかり準備をしたいです。
選手コメント
鈴木 達也
全員が絶対に勝ちたいと思って臨んだ試合だったので、ハミルトン選手をチームとして止められず、非常に悔しいです。
Q：B1個人通算1,000アシスト、達成おめでとうございます。達成したお気持ちを聞かせてください。
A：ありがとうございます。とても嬉しいです。
シュートを決めてくれるチームメイトに感謝しています。
サーディ・ラベナ
最終的にハミルトン選手に後半だけで28得点も許してしまいました。
止められない、手も付けられないような非常に難しい状況でした。
Q：復帰してからかなりコンディションが上がってきていると思いますがご自身の感触はどうですか？
A：自分自身、コンディショニングが良くなっていると思っています。
ただ、まだまだ自分としては上げられると思っているので、今はまだ完全ではなく疲労を感じてしまう時もありますが、 今後の試合に向けてもっとコンディションを上げながらやっていきたいと思います。
Q：明日への意気込みをお願いします。
A：応援に駆けつけてくださるブースターの皆さん、ありがとうございます。
明日も勝利できるようファイトしていきますので、引き続きご声援をよろしくお願いします。