最後まで粘り強く戦うも、川崎にリバウンドを支配され惜敗

1Q

フェニックスはハント、川崎はヒースのインサイドで得点し、試合が始まる。川崎ファジーカスの3ポイントを含む3連続得点で一気に8点のビハインドとなる。何とか流れを掴みたいフェニックスはハントの得点、ラベナの3ポイントで追いすがる。その後はお互いが点数を奪い合う競った展開に。激しいディフェンスから速攻、津屋の3ポイントで逆転に成功するも、川崎も入れ返し、16-19と3点ビハインドで1Q終了。

2Q

フェニックスはイェロヴァツの得点で先制すると、粘り強いディフェンスから徐々にペースを掴む。川崎は篠山のレイアップ、セカンドチャンスからの得点で7点差とする。なかなかシュートが入らず重い展開となり、流れを変えるためにフェニックスがタイムアウトを要求する。更に川崎の連続得点で11点差とされるも、スティールから速攻で鈴木がカウントワンショットを決め、33-40と7点ビハインドで前半終了。

3Q

川崎は出だしから帰化選手、外国籍選手2人の3ビッグラインナップで勝負に出る。対するフェニックスはイェロヴァツ、ハントの得点、川嶋の3ポイントで点差を詰める。川崎は辻のカウントワンショット、3ポイントで突き放し、12点差となった所でフェニックスのタイムアウト。フェニックスは鈴木のレイアップ、ハントの連続得点で粘りを見せるも、ビッグラインナップの川崎にリバウンドを奪われ、セカンドチャンスから得点される。突き放されそうになりながらも何とかついていき、52-67で3Q終了。

4Q

後が無くなったフェニックスは岡田の3ポイント、激しいディフェンスから速攻で猛追する。川崎はファジーカスにボールを集め、流れを引き戻す。イェロヴァツのフリースロー、鈴木の3ポイントで7点差に追い上げて、オフィシャルタイムアウト。ファジーカスのインサイド、速攻からの連続得点で点差を広げられ13点差となる。何とか粘りを見せたいフェニックスはハント、太田のカウントワンショットで追い上げ、8点差とする。川崎に対し最後までアグレッシブに戦い続け、戦う姿勢を見せるもリバウンドが取れず、77-87で敗戦となった。

ヘッドコーチ コメント

ヘッドコーチ

ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ

今日の試合を振り返ると、昨日の試合とは全く違ったものになりました。
敗戦してしまいましたが、それでもよかった部分もありました。
今日のゲームプランとしてはシンプルにオフェンスでもディフェンスでもしっかりタフにプレーすることで、 タフにディフェンスができていた時間もあったので、よかったと思います。

第1Qから振り返ると、出来は悪くなかったと思います。
点差もそこまで開かず、前半が終わった時でも7点差でした。
第3Qで自分たちの方はもっとアグレッシブに、ボールにプレッシャーをかけて、この点差を縮めようとトライしていきました。
唯一問題だったのが、ディフェンスリバウンドだったと思います。

今日の試合に関して、川崎さんの方が15本のオフェンスリバウンドを取っていて、そこからセカンドチャンスで23点取っています。
最後の得点を見ても10点差でしたので、間違いなくそこが自分たちにとって大きな課題だと思っています。

第4Qでは、選手たちが非常にファイトしてくれました。
残り4、5分で7点差のところでタイムアウトを取りました。
その後に川崎さんに得点をされてしまって、6-0のランがありました。
そのあとタイゲームにするのは、非常に厳しかったです。

Q:いつも会場に来てくれるブースターのみなさんへ
A:いつも応援してくださるブースターの皆さん、本当に愛しています。
  毎回サポートしてくださって、会場でエナジーを送ってくださって感謝しています。
  いつも会場で皆さんからの愛を感じているので、実は今日の試合前のミーティングで選手たちに、たくさんのブースターさんが来てくださっているので皆さんに少しでも元気を与えられるように戦っていこうと話していました。
  アウェーの試合にも来てくださる方が多くいらっしゃるので、シーズンの最後まで諦めずに、ベストを尽くして戦っていきたいと思います。

選手コメント

SG

サーディ・ラベナ

昨日の試合内容と比べると、非常にベターになったと思っています。
チームとしても、しっかり40分間戦い続けることができました。
ディフェンス面ではもちろん課題もありましたが、遂行できた部分もありました。
川崎さんは非常に強いクラブで、システムも素晴らしく、フリーだったらどんどんシュートを打ってくるクラブですので、ディフェンスするのが難しい部分もありました。
次の試合に向けて、この試合で見えた自分たちの課題を改善していかなければならないと思います。