宇都宮のプレッシャーに対応できず完敗

1Q

宇都宮の激しいプレッシャーディフェンスに対し、ターンオーバーを犯しロシターのインサイドで先制される。フェニックスは川嶋の3ポイント、ディフェンスではゾーンを織り交ぜながら宇都宮の攻撃をかわす。川嶋の個人技、イェロヴァツの得点で食らいつき、接戦に持ち込む。宇都宮にインサイドの得点を許し、9-14とされた所でフェニックスのタイムアウト。ゾーンディフェンスに対し宇都宮の渡辺の連続3ポイントで突き放されるも、津屋、イェロヴァツの3ポイントで粘りを見せ、17-24で1Q終了。

2Q

寺園の技ありフローターで先制、ミリェノヴィッチの得点で5点差に詰め寄る。フェニックスはゾーンディフェンス、マンツーマンディフェンスを組み合わせたチェンジングディフェンスで宇都宮に的を絞らせない。フェニックスのゾーンディフェンスに対し、宇都宮はピークの連続3ポイントで得点を重ね、10点差とする。何とか流れを掴みたいフェニックスだったが、宇都宮の激しいディフェンスに苦しめられ、前半だけで10個のターンオーバーを犯し、29-46と17点ビハインドで前半終了。

3Q

フェニックスは激しいディフェンスから宇都宮のターンオーバーを誘うも、得点に繋げることができず、重い展開となる。ようやく鈴木の3ポイント、鈴木のアシストからイェロヴァツのインサイドで得点し、14点差に追い上げて宇都宮のタイムアウト。タイムアウト明けに宇都宮はディフェンスのプレッシャーを強め、得点に繋げ一気に21点差に突き放す。ミリェノヴィッチの連続得点で食い下がるも流れを変えることが出来ず、42-67と25点ビハインドで最終クォーターへ。

4Q

4Qに入ってからは宇都宮のチームオフェンスを止められず、更に点差を広げられる。津屋の連続得点、ミリェノヴィッチのカウントワンショットで粘りを見せるも、宇都宮ピークの3ポイント、速攻からの得点で突き放され、オフィシャルタイムアウト。最後まで宇都宮のプレッシャーディフェンスに対し、シュートの精度を上げることが出来ず、攻守ともに圧倒され、55-99で敗戦となった。

ヘッドコーチ コメント

ヘッドコーチ

ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ

スタッツを見ても、非常に厳しい結果になりました。
自分たちがチームとして1つになれていなかった結果だと全員が認識しています。
また、今日の試合を勝利した宇都宮さんを称えたいです。

コート上でも、スタッツ上でも、宇都宮さんの方が1つ1つの部分でベターなチームでした。
自分たちにとって、この結果は非常に厳しく、受け入れがたい事実です。
しかし、今日のバスケットを見てみると、自分たちのシュートのパーセンテージがとても低かったです。
また、全体的にも宇都宮さんのタフさやアグレッシブなディフェンスに、自分たちが引いてしまった結果がターンオーバーに繋がったと思います。
前半に関して、自分たちが大体10回ターンオーバーをしていて、ターンオーバーからの得点を16点許してしまいました。

この後しっかりチームとして今日の試合の分析をして、自分たちのリズムを見つけていかなければならないと感じています。
オフェンス面でもディフェンス面でも、宇都宮さんのような相手と試合をするときにどのように立て直していくか、 ミスを減らしていくかが明日の試合で大切になってくると思うので、しっかりやっていきたいと思います。

選手コメント

PG

ネナド・ミリェノヴィッチ

リーグでベストなチームがどのようにプレーするか、というのを今日は見せつけられたと感じています。
タフさやオフェンス面でのエクスキューションも非常にレベルが高かったです。
今日相手がこういう風にプレーしてくるというのを知ることができたのは良かったですが、 大差で負けてしまったというのは痛い敗戦だと思っています。
明日の試合は今日とは全く別のものになると思うので、しっかり戦っていきたいと思います。