激しいディフェンスからスティール、川嶋、ハントの得点で先制、速攻も出てフェニックスのペースとなる。対する秋田はカーターの3ポイント、速攻で応戦するも、鈴木の3ポイント、ハントのインサイドで流れを渡さず、12-5となった所で秋田がタイムアウト。突き放したいフェニックスはハントの豪快なダンク、激しいディフェンスから連続スティールを奪い、勢いに乗る。ミリェノヴィッチのアシストから寺園の3ポイント、ハントのダンク、ミリェノヴィッチのブザービーターで得点を重ねたフェニックスが23-9と大量リードを奪い1Q終了。
開始早々、フェニックスがスティールから津屋の速攻で先制、川嶋のポストプレイ、スティールから速攻で一気に突き放し、リードを広げる。更に秋田のお株を奪うような激しいディフェンスから思い切りよく得点を重ね24点差とする。秋田は中山の連続得点、野本のレイアップで逆襲し、フェニックスのタイムアウト。シュートが入らず得点が止まったフェニックスに対し、秋田がデイビスの得点で詰め寄り粘りを見せる。最後まで集中力を切らさなかったフェニックスが45-30と15点リードして前半終了。
どちらにも流れがいかない中、川嶋のレイアップ、スティールから速攻で点差を引き離した所で、秋田のタイムアウト。流れを変えたい秋田はゾーンディフェンスに切り替えるも、フェニックスはイェロヴァツの3ポイント、ジャンプシュートで攻略する。ミリェノヴィッチの得点に対し、秋田は連続3ポイントで対抗し得点を奪い合う。秋田カーターの3ポイント、ダンクで15点差に迫られるも、落ち着いてフリースローから得点を重ねたフェニックスが68-51と17点リードして最終クォーターへ。
秋田はカーターのダンクで先制、更にフルコートプレスを仕掛け、速攻から3ポイントと一気に点差を縮め10点差に詰め寄る。何とか流れを取り戻したいフェニックスはイェロヴァツ、ハントのインサイドで得点、更に川嶋がタフショットを決め16点差とした所で、秋田のタイムアウト。後がなくなった秋田は気迫のディフェンスからフェニックスのミスを誘い、点差を詰める。フェニックスは川嶋のドライブからハントのダンク、イェロヴァツのインサイドの得点で12点のリードを保ったまま、残り2分となる。最後まで諦めない姿勢を見せ続ける秋田を振り切り、80-73で勝利を収めた。
ヘッドコーチ コメント
ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ
今日の試合のキーだったのは、ディフェンスでのタフネスの部分と集中力だったと思います。
昨日の試合では、そこが最後の最後で落ちてしまったので勝ち切れませんでした。
選手たちを誇りに思いますし、称えたいです。
試合前のミーティングでも、今日の試合はディフェンスがキーになると話していて、実際に前半からいい形でディフェンスができていました。
その結果、相手のファストブレイクを止めることができ、オフェンスリバウンドも止めることができました。
タフなディフェンスができたので、前半をリードで終えられたと思います。
ハーフタイムで選手たちに我慢強くやっていこうと伝えました。
第3Qは非常に試合の勝敗を左右する大事なクォーターだと思ってるので、まずはディフェンス面でタフになること、そしてオフェンスも前半のようにいい形でやっていこうと話しました。
第3Qだけの得点ではなんとか2点リードをキープすることができたので、17点差で最終Qに入ることができました。
第4Qに関しては、自分たちのやるべきことは遂行できていましたが、最終的には第4Qだけのスコアだけを見ると10点負けています。
当然選手たちから疲れが出てくることはわかっていましたが、やはり実際に疲れが出てきて、その疲れがディシジョンメイクに影響してしまったので、5、6本ターンオーバーをしてしまいました。
ただ、全体として考えると最初から最後までこちらがしっかりコントロールできた試合展開だったと思います。
リーグの中でもいいクラブである秋田さんを相手に、今日勝利できたことは非常に大きいと思っています。
次の試合に向けてしっかり準備をしていかなければならないので、今日コート上で見せたようなタフなディフェンスをすることが大切だと思います。
パッションを出すこと、努力をすることが勝利に繋がると思うので、そういうことを次節以降も続けていきたいです。
選手コメント
川嶋 勇人
トップスポンサーであるオーエスジーさまのプレゼンツゲームで勝てて、本当によかったですし、嬉しく思っています。
Q:14得点、6アシスト、4スティールと大活躍、さらにB1個人通算2,000得点を達成しましたが、今の気持ちは?
A:あまりこういうことは気にしていないので、そうなんだという感覚ですが、信頼して自分にパスを出してくれるチームメイトに感謝して、これからも積み重ねていきたいと思います。
Q:次節の意気込みを
A:勝つしかないでしょう!!!
Q:いつも応援してくれるブースターさんへメッセージ
A:観ていて辛いときもあると思いますが、いつも応援していただいて感謝しています。
これからも一緒に戦ってもらえると嬉しいです。