意地と意地がぶつかり合う激しい戦いを勝ちきることが出来ず惜敗

1Q

スティールから速攻、鈴木の得点でフェニックスが先制する。秋田も速攻から連続得点で応戦し、フェニックスがタイムアウトを要求する。その後はお互いにシュートが入らず、重い展開になるも3ポイント、速攻を出した秋田がペースを掴む。我慢の時間帯が続く中、イェロヴァツがフリースローで繋ぎ、何とか食らいつき15-19で1Q終了。

2Q

ハントのインサイドで先制し、寺園の3ポイントで良い流れを作るも、秋田カーターの連続得点、速攻で一気に13点差に引き離され、フェニックスのタイムアウト。川嶋のポストプレ―、速攻、3ポイントで8点差に詰め寄った所でオフィシャルタイムアウト。フェニックスは川嶋の連続スティールから速攻が出て、5点差に縮める。ミリェノヴィッチのアシストから寺園の連続3ポイント、フリースローで逆転したフェニックスが42-40と2点リードして前半終了。

3Q

出だしから秋田の連続得点で逆転を許すも、好調川嶋の3ポイントで再逆転、ハントのダンクで流れを引き寄せる。秋田の激しいディフェンスに対し、フェニックスもアグレッシブに戦い、お互いに一歩も引かない意地と意地のぶつかり合いとなる。デイビスの得点、大浦の3ポイント、速攻からの得点で秋田が流れを掴み、8点差とされる。苦しい展開の中、イェロヴァツのインサイド、速攻からハントの得点で息を吹き替えしたフェニックスが61-66と5点差に詰め寄り、最終クォーターへ。

4Q

イェロヴァツの3ポイントで幸先よく先制すると、ハントのインサイドの得点で良い流れを作る。フェニックスはゾーンディフェンスから速い展開に持ち込み、同点に追いつく。秋田が3ポイントを決め、リードされるもフェニックス寺園の3ポイント、ハントのインサイドで遂に逆転に成功する。フェニックスのゾーンディフェンスに対し、大浦、古川の連続3ポイントで秋田が5点のリードを奪う。何とか粘りを見せたいフェニックスは、鈴木の3ポイントで3点差に詰め寄るも逃げ切られ、83-88で敗戦となった。

ヘッドコーチ コメント

ヘッドコーチ

ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ

秋田さんがタフなディフェンスをして、オフェンスでは早い展開に持ってくるチームだとわかっていたので、 自分たちとしてファストブレイクを止めることが1つの目標でした。
試合の入りの部分で、秋田さんにかなりファストブレイクで得点を取られてしまったので、そこからアドバンテージを取られてしまったという印象があります。

第3Qを振り返ると、ファストブレイクでの得点はそこまで多くなかったですが、自分たちのターンオーバーからの得点を多く許してしまいました。
自分たちのターンオーバーがかなり多く、秋田さんにそこから23点取られてしまいました。
また、第3Qの途中で太田選手が少し怪我をしてしまいプレーできなくなってしまったので、選手のローテーションが少し難しくなり、 サイズも小さい布陣になったので、ゾーンディフェンスを使う時間帯が多くなってしまいました。

かなりタフにプレーしてた選手たちを誇りに思います。
ボックスアウトの部分も非常に頑張ってくれたので、秋田さんに許したオフェンスリバウンドは7本でした。

明日の試合について、どこをアジャストしていくのか、今からしっかり考えたいと思います。

Q:HCが思う、勝ち切るために今の三遠に必要なことは?
A:試合の終盤の部分でスモールローテーションになってしまった時間帯もあったので、試合の最後までチームとしてやるべきことにフォーカスし続けることが、こういった試合を勝ち切るためには必要だと思っています。
今日の試合を振り返っても38分間はいい形でできていたと思うので、最後の部分で集中力をしっかり保って、相手にイージーショットを与えない等細かい部分にしっかりフォーカスする必要があると思います。

選手コメント

PG

寺園 脩斗

秋田さんのディフェンスが固いことはわかっていて、前回の試合でターンオーバーから相手に流れを持っていかれてしまったので、 今回はターンオーバーをしないように色々と指示がありましたが、今日もターンオーバーからの失点が23点だったので、明日はここを改善しないといけないと思っています。
ダブルチームで来られても、しっかり繋いで、明日もやっていきたいと思います。

Q:明日の意気込み
今日はホームタウンの豊橋市のイベント「豊橋市DAY」だったので、絶対勝利したかったです。
今日の試合を落としてしまったのはすごく残念で悔しいですが、明日の試合は勝ち切れるように今日の反省を活かして、チームとしてまた1から頑張りたいと思います。