要所で京都に確率よく3ポイントシュートを決められ敗戦

1Q

京都はサイモンのジャンプシュート、寺嶋の3ポイント、フェニックスは川嶋のレイアップ、ハントのインサイドとお互いの得点パターンで点数を奪い合う。京都のハーパー、寺嶋の3ポイント、速攻からの得点で京都ペースとなり、9点ビハインドとなる。立て直しを図りたいフェニックスは、鈴木、川嶋のP&Rを中心にオフェンスを組み立て、反撃に出る。鈴木の気迫のこもったディフェンスからスティールを奪い、意地を見せるもシュートの精度を欠き、13-21で1Q終了。

2Q

井上のリバウンドからの得点、津屋の速攻と若手がアグレッシブなプレーでチームを牽引する。ゾーンディフェンスに切り替えたフェニックスは太田、イェロヴァツの得点でいい流れを作り、3点差に詰め寄る。京都の寺嶋の速攻、3ポイントで突き放されそうになるも、フェニックスは川嶋の3ポイント、鈴木のレイアップで応戦し、得点を奪い合う。最後までアウトサイドシュートの精度が上がらなかったフェニックスが、32-39と7点ビハインドで前半終了。

3Q

サイモンの連続得点で京都が先制する。対するフェニックスはアウトサイドシュートが思うように決まらず、重い展開となる。更にライスの得点、速攻で点差を広げられ、13点差とされた所でフェニックスのタイムアウト。ディフェンスから立て直しを図りたいフェニックスだったが、ライスの3ポイント、リバウンドからの得点を許し、点差を詰めることが出来ない。井上がリバウンドで存在感を見せ、速攻に繋げ、徐々に点差を詰め、京都のタイムアウト。京都のゾーンディフェンスに対し、鈴木が3ポイントを決め、10点差に詰め寄り最終クォーターへ。

4Q

京都に速攻から得点を許すも、太田のインサイドの得点で流れを渡さない。ゾーンディフェンスで勝負に出るフェニックスに対し、京都は外国籍選手にボールを集め得点を重ねる。速い展開からいい流れを作るもゴール下のシュートミスが続き、ペースを失ってしまう。ここで京都は松井、ライスの3ポイントで一気に畳み掛け15点差に広げる。更に松井にロング3ポイントを決められ18点差とされ、オフィシャルタイムアウト。流れを変えたいフェニックスはハントのインサイド、イェロヴァツの3ポイントカウントワンショットで追い上げを見せ、食い下がる。最後まで粘りを見せるも、74-87で敗戦となった。

ヘッドコーチ コメント

ヘッドコーチ

ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ

昨日勝利して迎えた今日の試合でしたが、京都さんが勝利に対してとてもファイトしていた試合でした。
自分たちとしては、昨日できたいいディフェンスの部分が継続して2日目にできなかったことが敗因だと思うので、そこをしっかり取り組んでいきたいと思います。

第1Qに関して、出だしは自分たちも悪くはなかったのですが、京都さんに連続でオープンショットを決められてしまって、相手に流れがいってしまったと思います。
前半が終わって7点差でしたが、この点差はどちらに転ぶかわからない点差で、第1Qから2Qにかけて自分たちのリズムを取り戻した結果、7点差で折り返しになりました。

第3Qに入って、自分たちもいい流れを作れた部分もありましたが、大体7-0の得点を連続で許してしまい2桁の点差まで離されてしまいました。
第3Qの途中から最終Qにかけてモメンタムを掴む時間もあったのですが、自分たちがシュートを落としてしまったり、相手にバスケットカウントを与えてしまい、 勝利のチャンスを掴む勢いを自分たちに持っていけなかったのがこの結果に繋がったと思います。

試合全体を通して、エナジーを持って戦った選手たちを誇りに思います。
B1リーグで2日間連続で勝つことは、それ相応のエナジーが必要だと思うので、今後は今日以上のエナジーを持って2連戦勝利できるチームにしていこうと思います。

選手コメント

PG

鈴木 達也

試合全体を通して、昨日できていたリバウンドやルーズボール等ディフェンスの部分が良くなかったのが敗因だと思います。
連勝するにはシュートを決めることも大事ですが、それよりもまずはディフェンス、リバウンド、 ルーズボールって所で相手よりもアドバンテージを取らなくてはならないと今日再認識しました。

Q:バイウィークの過ごし方
A:まずはチーム練習でリバウンドやディフェンスの部分をしっかりと全員でもう一度確認して、いいシュートで終われるよう 全員でシュートの確立を上げて、バイウィーク明けの試合に臨みたいと思います。

井上 宗一郎

Q:今日の試合がラストゲームとなりましたが、どのような気持ちで臨みましたか。
A:結果を残せるよう、より一層頑張ろうと思って臨みました。

Q:B1リーグで14試合出場しましたが、振り返ってみていかがでしたか。
A:自分の力を発揮できたのは数試合だったと思いますが、学べたことが多かったので、それは自分の中でいい収穫になりました。
その学んだことを大学に戻ってからチームに還元して、チームに力を与えられたらと思っています。

Q:応援してくださったブースターの皆さんへメッセージ
A:大学生の僕を短い間でしたが温かく見守っていただき、応援していただきありがとうございました。
大学に戻りますが、引き続き応援していただけると嬉しいです。