島根にペイントエリアを制圧され悔しい敗戦

1Q

島根は北川のレイアップ、フェニックスは川嶋のインサイドで得点する。島根はウィリアムスのリバウンド、インサイドの得点でリードする。更に北川のP&Rを中心に得点を許し、フェニックスのタイムアウト。速攻でも得点されリズムを掴めないフェニックスだったが、イェロヴァツのフリースロー、3ポイントで反撃し、2点差に詰め寄る。激しいディフェンスから速攻、イェロヴァツの3ポイントで流れを掴んだフェニックスが17-14と3点リードして1Q終了。

2Q

2Qに入ってからも激しいディフェンスで島根のターンオーバーを誘い、流れを渡さない。対する島根は帰化選手、外国籍選手2人を入れた3ビッグで勝負に出る。島根の3ポイントで逆転を許すも、フェニックスも川嶋の3ポイントで入れ替えし、シーソーゲームに。島根に連続オフェンスリバウンド、スティールから速攻を出され、8点差になった所でフェニックスのタイムアウト。川嶋の2本の3ポイントで追い上げを見せたフェニックスが37-40と3点ビハインドで前半終了。

3Q

島根はリバウンドからトラビスの得点、フェニックスは鈴木のレイアップとお互いに一歩も引かない。津屋の思い切りの良いドライブ、粘り強いディフェンスから速攻が出て1点差に詰め寄った所で島根のタイムアウト。島根の3ビッグに対しフェニックスはゾーンディフェンス、マンツーマンと的を絞らせず守り切るも、またもリバウンドから得点される。川嶋の技ありレイアップで逆転、イェロヴァツの3ポイントでリードを広げる。島根も外国籍選手の得点で粘りを見せ、同点で最終クォーターへ。

4Q

スリービッグのインサイドで得点を重ねる島根に対し、フェニックスはミリェノヴィッチの3ポイントで反撃する。島根に速攻を出され7点差に引き離された所でフェニックスのタイムアウト。ハントのインサイド、好調川嶋の3ポイントで追い上げるも島根に速攻を出され流れが掴めない。何とか流れを変えたいフェニックスだったが、逆にターンオーバーから速攻を出され、10点差とされる。岡田、イェロヴァツの得点で粘りを見せるも、島根にペイントエリアを制圧されたフェニックスが70-84で敗戦となった。

ヘッドコーチ コメント

ヘッドコーチ

ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ

滋賀戦の2連敗後の試合でしたので、チームとしても非常に大切な試合だとわかっていました。
また、島根さんはすでに3試合戦って全てタイゲームだったり、ワンポゼッションゲームだったので、今日の試合がタフなものになることはチーム全員理解して、試合に臨みました。
試合を通して見ても、滋賀戦と比較すると今日はいいプレーもあったと思います。

第3Qまではタイゲームだったと思っています。
ただ、第4Qの最初の部分でもタイゲームだったにも関わらず、最後の方に落ちてしまいました。
試合全体を通してボックスアウトの部分で非常に苦しみました。
ここの部分はSR渋谷戦から苦しんでいる部分なので、チームとして改善していかなければなりません。
最初の1回目のディフェンスはいい形で守れていましたが、リバウンドの部分で相手に18本のオフェンスリバウンドを取られてしまって、 そこからセカンドチャンスポイントで23点やられてしまいました。

時間もない中ではありますが、まずはしっかりファイティングスピリットをリバウンドの部分で見せること、 特にボックスアウトに関してはいかに取りに行くか精神的な面も影響していると思うので、 そういった部分もチームとして改善していきたいと思います。

選手コメント

SG

川嶋 勇人

自分たちがやられてはいけないところ、オフェンスリバウンドを相手に取られない等ここ数試合で言い続けてきたことが守り切れなかったので、負けてしまったと思います。

Q:第3Qで同点となりましたが、第4Qの10分間はどのような気持ちで戦いましたか?
A:特に点差のことは考えず、自分たちのやるべきことをやるだけとしか考えていませんでした。

Q:次節に向けて
A:チームのミーティングでも話しましたが、オフェンスリバウンドやターンオーバーは起きてしまうときは起きてしまうので、 それに対してネガティブになるのではなくて、次にむけてポジティブに捉えていって、チームの空気がもっと良くなっていったら勝てるチームだと思うので、京都戦も全員で戦っていきたいと思います。