滋賀のハミルトンのドライブで先制されるも、フェニックスはイェロヴァツの速攻、鈴木の得点で応戦する。フェニックスがイェロヴァツの3ポイントを決めれば、滋賀のハミルトンが3ポイントを返し、一進一退の攻防が続く。互いに持ち味を生かし点数を奪い合うも、フェニックスにターンオーバーが続き、滋賀にリードを許す。津屋の3ポイントで粘りを見せ、21-23と2点ビハインドで1Q終了。
フェニックスはハントの豪快なブロックから速攻で同点に追いつき、いい流れを作る。滋賀はオフェンスリバウンドからセカンドチャンス、連続3ポイントで得点を重ね9点のリードを奪う。立て直しを図りたいフェニックスはアグレッシブなオフェンスから滋賀のファウルを誘い、フリースローで徐々に点差を詰める。激しいディフェンスから速攻も出て4点差に詰め寄った所で滋賀のタイムアウト。滋賀にオフェンスリバウンドを奪われ、2本の3ポイント、速攻で突き放され、14点ビハインドで前半終了。
フェニックスが津屋の3ポイントで先制すると激しいディフェンスから速攻と気持ちの入ったプレーで猛攻を見せる。粘り強いディフェンスで滋賀にタフショットを打たせるも、オフェンスリバウンドを奪われ、なかなか点差を詰めることが出来ない。フェニックスのターンオーバー、ハミルトンのタフな3ポイントシュートで16点差に突き放される。川嶋のレイアップ、3ポイントで流れを引き戻すも、またも滋賀にオフェンスリバウンドを取られ得点される。ハントの3連続得点で追い上げを見せ59-70と11点ビハインドで3Q終了。
どちらにもいかない流れの中、川嶋の気迫のルーズボールから速攻が出て、一気に7点差に詰め寄る。更に粘り強いディフェンスから速い展開に持ち込み、3点差に詰め寄った所でオフィシャルタイムアウト。イェロヴァツの得点で1点差とするも滋賀の前田のカウントワンショットで4点差に広げられる。残り49秒でチームで作ったノーマークシュートが外れ、厳しい展開となる。最後までリバウンドで苦しんだフェニックスが77-81と4点差で敗戦となった。
ヘッドコーチ コメント
ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ
昨日よりもベターに、エナジーを持ってプレーすることを目標に試合に臨みました。
結果として昨日よりもいい形でできましたが、試合の終盤で勝ちきるために十分な集中力や強さが足りませんでした。
16点差からバウンスバックするためには、そこが欠けていたと思います。
今日の試合はリバウンドがキーになったと思っています。
滋賀さんに23本のオフェンスリバウンドを取られてしまい、そこからセカンドチャンスで33点やられてしまいました。
また、自分たちのターンオーバーも19本あって、そこから28点、合計61点やられてしまったので、これはチームとして解決しなければならないです。
滋賀さんが15本のフリースローを決めていて、合計で82点取られている中のセカンドチャンスとターンオーバーから取られた61点にフリースローの15点を足すと76点なので、 最初のオフェンスチャンスからは5点しか取られていない計算になります。
タフな2連戦を勝ち切った滋賀さんを称えたいと思います。
3月3日（水）に大切な島根戦があります。
ブースターさんの前でしっかり戦う姿勢を見せること、それから島根さんとはすでに3試合戦っていますがどの試合も僅差でしたので、次節でしっかりいい形でプレーしたいです。
選手コメント
カイル・ハント
昨日よりは非常によかったと思っています。
選手全員がしっかりエフォートを出して、戦う姿勢も見られました。
最後勝つチャンスもあったと思いますが、自分たちのターンオーバーが多かったこと、それからオフェンスリバウンドを相手に取られすぎたので、 これはチームとして改善しなければならないと思います。
Q：次節 島根戦への意気込み
A：この2試合からしっかり学んで、選手全員がエフォートを出して、サポートしてくださるブースターの皆さんの前で勝利したいと思います。