北海道の激しいディフェンスに苦しむもチャンスを確実に活かし勝利

1Q

フェニックスが西川のアシストから川嶋の3ポイントで先制。ディフェンスでも激しいディフェンスからターンオーバーを誘う。北海道もルーズボール、リバウンドで気持ちを全面に出し流れを渡さない。アップテンポな展開の中お互いに点数を奪い合い拮抗した展開に。終盤に北海道の激しいディフェンスに得点が止まり19-19と同点で1Q終了。

2Q

フェニックスは2-3ゾーンを仕掛け北海道の出鼻を挫く。テイラーの連続得点、ウィリアムズの3ポイントで逆転を許すも鈴木のアシストから西川の3ポイントで流れを渡さない。3ポイントが好調な北海道が連続で3ポイントを決め4点リードする。ホームで連敗できない北海道が激しいディフェンス、ルーズボールで気迫を見せ、35-39とフェニックスの4点ビハインドで前半終了。

3Q

好調川嶋のレイアップ、ハントのインサイド、イェロヴァツのフリースローで一気に逆転し流れを掴む。その後はどちらにも行かない流れの中、得点を奪い合う。フェニックスのゾーンディフェンスに対し、北海道はこの日好調の3ポイントで連続得点を奪い4点リードとなる。イェロヴァツの3ポイントで反撃するも52-55と3点ビハインドで最終クォーターへ。

4Q

序盤からハント、イェロヴァツのインサイドを中心に得点を重ねたフェニックスが逆転に成功する。フェニックスは粘り強いディフェンスから徐々に点差を広げ、7点リードした所でオフィシャルタイムアウト。どちらにも行かない流れの中、川嶋のP&Rからの芸術的なドライブで勝利を引き寄せる。負けられない北海道はテイラーの連続3ポイントで一気に3点差に詰めより、フェニックスのタイムアウト。終盤にまたしても川嶋のP&Rからのレイアップで勝負を決めたフェニックスが80-74で勝利を飾った。

ヘッドコーチ コメント

ヘッドコーチ

ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ

昨日とは全く違う試合展開でした。
北海道さんもかなりフィジカルでタフにプレーしてきていました。
自分たちも準備してきたので、試合の大部分ではコントロールができたと思っています。
ただ、第1Qの最後と第2Qの最初は、リズムが少し北海道さんにいってしまったので、そこはあまり良くなかったです。
昨日の試合で、北海道さんにオフェンスリバウンドを16本取られてしまい、ニック・メイヨ選手が不在の中でこれはとられすぎてしまった部分だと感じていましたが、今日はそういう部分も改善していきました。
第3Qではいいディフェンスができた場面がありました。
特に自分たちはゾーンも使っていましたが、北海道さんもしっかりそれに対応してきて、スリーポイントを何本か決められてしまいましたので、途中でマンツーマンディフェンスに変更した結果、第3Qは16点、第4Qは19点の失点となったので、試合全体を通してもかなりいい形のディフェンスができたと思います。
高いインテンシティを持って、しっかりディフェンスできた自分たちの選手をしっかり称えたいです。

選手コメント

SG

川嶋 勇人

相手がフルメンバーではない等いろんな条件が重なりましたが、チームメイト全員で2連勝できたのは非常に前進していると思うので、嬉しいです!!!

SG

サーディ・ラベナ

Q:復帰してすぐの試合でしたがいかがでしょうか。
A:コートに戻ってこれて、すごく嬉しいです。
戻ってこれたことはもちろん嬉しいですが、チームがいい形で2連勝できて1番嬉しいです。
チームとしてもっと改善していかないといけないことはあるので、次の試合に向けてしっかり準備したいと思います。

Q:復帰を待っててくれたブースターさんへメッセージ
自分のリズムを早く取り戻したいです。
15日間全くボールも触れず、練習できていないので、ゼロからのスタートになると思いますが、しっかり準備してチームのためにできることをしたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします。