粘り強いディフェンスから効率よく得点を重ね勝利

1Q

チームオフェンスからハントのインサイドで幸先よく先制、北海道は帰化選手を含む3ビッグで応戦する。序盤からリードを許すも粘り強いディフェンスから鈴木の力強いドライブで徐々にペースを取り戻す。更に鈴木の3ポイントで逆転するとラベナのアシストからハントのインサイドで流れを掴んだフェニックスが17-12とリードして1Q終了。

2Q

北海道は多嶋の連続3ポイントで追い上げを見せ、逆転に成功する。フェニックスはエースのイェロヴァツにボールを集め主導権を渡さない。お互いにゾーンディフェンスに切り替え揺さぶりをかける。北海道は3ビッグに戻し勝負に出るも、フェニックスが川嶋のアシストからイェロヴァツのインサイド、西川の3ポイントで流れを掴む。41-28と13点リードして前半終了。

3Q

フェニックスはハントの3連続得点で突き放しにかかる。激しいディフェンスから相手のターンオーバーを誘い西川の3ポイントに繋げ一気に20点差に。ゾーンディフェンスで立て直しを図る北海道に対し、フェニックスはラベナの3ポイント、ハントのインサイドで主導権を渡さない。粘り強いディフェンスから効率よく得点を重ねたフェニックスが20点リードで最終クォーターへ。

4Q

北海道のゾーンディフェンスに対し、西川の3ポイント、ハントのインサイドとバランス良く得点を重ねる。その後もフェニックスはディフェンスの手を緩めず、連続スティールから得点に繋げ点差を30点に広げる。意地を見せたい北海道はウィリアムズの連続得点で点差を詰める。フェニックスにターンオーバーも出て北海道の3ポイントも決まりだし、北海道ペースに。終盤に山本(柊)の得点もあり逃げ切ったフェニックスが83-69で勝利を飾った。

ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ

まずはベストな状態で戦ってくれた選手たちを称えたいと思います。
試合全体をまとめると、ディフェンスが非常に良かったです。
試合を通じてコントロールできた理由として、ディフェンスが良かったことが挙げられます。
特に第1Qから3Qでは、かなりいいディフェンスができました。
第4Qは少し気が抜けてしまった部分もあったのですが、試合全体を通して集中力を保てたこと、それから自分たちがやりたいことをしっかり遂行できたことが良かったと思っています。
また、北海道出身の#13 西川選手は怪我で苦しんでいた時期もありましたが、今日はとてもいいパフォーマンスができて、嬉しく思っています。
明日に関しては、今日の前半のようないい形でやっていくことが大事だと思いますし、今日チーム全員でディフェンス、リバウンドをいい形でできたので、自信につながったと思っています。

選手コメント

C/PF

ステヴァン・イェロヴァツ

今日の試合を勝ち切れて、コーチングスタッフや選手全員がベストを尽くせたと思うので、とても嬉しく思います。
試合全体を通して、かなりディフェンスがいい形で機能していましたし、そういった部分でも今日は勝つべき試合だったと思っているので、勝ち切れて本当に良かったです。
オフェンスでもいい場面があって、ボールもしっかりシェアできたので、それぞれの選手たちがいい形で仕事ができました。

Q:明日の試合の意気込みをお願いします。
今日は自分たちのやりたいことができたので、明日の試合は全く別のものになりますが、今日やったような形でしっかり準備して臨みたいと思います。
北海道さんもしっかり準備をして臨んでくると思うので、自分たちがそれに対応できるようにしっかり準備をして、2連勝してホームに戻りたいです。
もちろん、自分たちのホームゲームで、ブースターさんの前で勝ちたいという思いが強くあるので、今後もしっかり準備していきます。