フェニックスは思い切り良いオフェンスでラベナ、鈴木のアタックから先制。フェニックスのアタックに対してA東京は開始2分でチームファウルが4つとなる。ディフェンスでも昨日から作戦を切り替えファイトオーバーでプレッシャーをかけ、流れを掴む。しかし、川嶋が2つのファウルを犯し交代となってからは徐々に流れがA東京となり競った展開に。A東京はチームで作ったノーマーク3ポイントを確実に決め得点を重ねる。フェニックスはイェロヴァツを中心に盛り返し、18-19で1Q終了。
激しいディフェンスから粘りを見せるもカークのリバウンド、3P、速攻で7点差に引き離されフェニックスのタイムアウト。その後もA東京に確実に3ポイントを決められ13点差となりオフィシャルタイムアウト。鈴木、川嶋がゲームを作りハント、イェロヴァツの得点で点差を詰める。3ポイントを高確率で決められたフェニックスが15点ビハインドで前半終了。
フェニックスは川嶋のレイアップ、ラベナのアタック、3ポイントで先制しいい流れを作る。A東京は田中、安藤のP&Rを中心に得点を重ねる。川嶋のスティールから速攻、3Pも決まり10点差に詰め寄る。フェニックスは一桁差に詰め寄りたい所だったが勝負所でミスも出て逆に15点差に広げられて最終クォーターへ。
A東京にターンオーバーから速攻、セカンドチャンスポイント、ポストプレー、3ポイントと多彩なオフェンスで得点され一気に23点差に突き放される。残り6分でハントがファウルアウトし難しい展開になるも、イェロヴァツのポストにボールを集め粘りを見せる。フェニックスは攻守ともになかなか噛み合わず、A東京にチーム力を見せつけられた形となり65-88で試合終了。
ヘッドコーチ コメント
ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ
試合を振り返る前に、まずは今日素晴らしい試合をして、勝利したA東京さんを称えたいです。
また、フェニックスの選手たちもしっかり40分間戦い続けてくれたので、しっかり褒めてあげたいです。
試合内容としては、昨日よりもいい形が非常に多くありました。
昨日は遅い展開になってしまいましたが、今日はいい形でオフェンスを展開できたと思います。
それから、プレーシーズンから開幕までメンバーが揃っていない状況でしたので、2週間のバイウィークを使って、チームをしっかり作っていきます。
怪我をしている選手もいますので、もう一度チームを作り直して、バイウィーク明けにいい形でバスケットを見せられるように準備していきます。
A東京さんがスリーポイントをかなりいい確率で決めていましたが、自分たちは確率がよくなかったので、その部分の差がかなりあったと思います。
オフェンスリバウンドを18本取ることができました。
これはフェニックスのヘッドコーチになってから初めての1番いい記録になります。
選手たちは今日やるべきことはやったと思っていますが、まだ勝つには十分ではなかったと感じています。
選手コメント
鈴木 達也
昨日の試合でソフトだった部分を今日は改善することができましたが、それでもまだしっかり勝つという部分において十分じゃなかったと思います。
なかなかタフなゲームが続きましたが、自分たちのよかった部分ももちろんあったので、そこを次の試合に活かさなくちゃいけないです。
これから2週間のバイウィークに入るので、チームとして1つになれる時間になると思います。
バイウィークをしっかり有意義に使って、シーズン終盤に向けてチームを1つにしていきたいです。