ファウルトラブルに苦しむも94得点の猛攻を見せ今季初勝利

1Q

フェニックスはハントの連続得点で先制。京都は寺嶋を中心に得点を重ねる。イェロヴァツ、ライスの両エースが得点を奪い合い拮抗したゲーム展開に。ハント、ミリェノヴィッチの速攻、寺園のカウントワンショットで流れを掴んだフェニックスが21-18とリードして1Qが終了。

2Q

序盤からシュートが入らず重い展開となり、京都のサイモンに得点され逆転を許す。粘り強いディフェンスから鈴木の3ポイントに繋げるもお互いにディフェンスを崩せず25-26でオフィシャルタイムアウト。鈴木の3ポイントで逆転、川嶋のP&Rからのカウントワンショットで点差を広げる。京都のサイモンの得点、松井の3ポイントで反撃されるも、イェロヴァツの活躍で10点差にリードを広げ、44-34で前半終了。

3Q

京都の寺嶋のカウントワンショットで先制されるもハントのアタックで連続得点を奪い流れを渡さない。寺園の3ポイントも決まり14点差となった所で京都がたまらずタイムアウト。ハントがブロック、リバウンド、ダンクと攻守の活躍、イェロヴァツ、北原の3ポイントも決まり更に点差を広げる。その後京都はサイモン、ライスにボールを集めインサイドで得点を重ねじわじわと点差を詰め、70-55と15点差で3Q終了。

4Q

開始早々イェロヴァツの3ポイントカウントワンショットが決まり流れに乗る。外国籍選手のインサイドを狙う京都に対しフェニックスはダブルチームを仕掛けそこから速攻に繋げる。ハントが5ファウルを犯し退場となるも、川嶋の連続得点で流れを渡さず17点リードでオフィシャルタイムアウト。最後まで攻撃の手を緩めなかったフェニックスが94-75で今季初勝利を収めた。

ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ

広島戦GAME2の後からいい状態を続けて、今日もプレーできたと思います。
シーズンの最初のころはなかなか得点がとれない部分で苦しんでいましたが、今日は94点とることができたので、とてもよかったです。
試合全体を振り返っても終始コントロールできていたと思っています。
試合の最初から集中してプレーできたのでとてもよかったと思います。
ネナド・ミリェノヴィッチ選手が怪我をしてしまったので、少し残念ですが、次の試合に向けて戻ってこれるように祈っています。
カイル・ハント選手にとって、今日が初めての試合でしたが、しっかり自分を出していいプレーをしていたと思います。
ただ、絶対もっとよくできる選手だと思うので、次の試合も活躍してほしいです。
0勝9敗で1勝もできていない状態だったので、試合前はかなり空気も重くナーバスな感じでしたが、試合が始まった途端に選手が集中してとてもいい形でプレーしてくれていたので、自信をもってプレーできたと思います。
もう一度選手におめでとうと伝えたいです。
これは1勝にすぎないので、またしっかりリセットして次の試合に向けて選手もスタッフも準備してやっていきたいです。


<ブースターのみなさんへメッセージ>
今日が初勝利でしたので当然嬉しく思っています。
普段の練習から選手と一緒にできることをとても嬉しく思っていますし、試合中もそういう選手と戦えてとても幸せです。
今シーズンまだまだ長い戦いが続きますが、これからもできるだけ多く勝利して、ブースタ-の皆さんと一緒に喜んでいきたいと思います。
特にホームゲームでは、絶対に自分たちのホームコートを守らないといけないので、今後もそれは続けていきたいです。

選手コメント

SG

川嶋 勇人

カイル・ハント選手が入ってきて、すごくチームに厚みが出てきて、それぞれの役割が明確になってきたかなと思います。
その中で、みんなが各々仕事ができて、今日の勝利に繋がったと思います。


<ブースターのみなさんへメッセージ>
サイコウダナァ!!
でも、これ言ったらヘッドコーチに盗るなって言われたので、これからもう言いません。(笑)