ディフェンスから流れを掴みたいフェニックスだったが、マブンガ、ソロモンにリバウンドを取られセカンドチャンスから得点される。オフェンスではアグレッシブにアタックする場面は見られたもののシュートが入らず重い展開になる。インサイド中心に得点を重ねる富山に対し、川嶋、寺園の得点で糸口を掴む。フェニックスはターンオーバーから速攻を出され8-25と17点差をつけられ1Qが終了。
富山の松脇の3Pで先制されると一気に22点差に突き放される。フェニックスは岡田のレイアップで応戦するも、またもターンオーバーから速攻を出され点数の取り合いに。ディフェンスで何とか粘りをみせるもソロモンにリバウンドからダンクを許し点差が縮まらない。このクォーターもオフェンスでリズムが作れず17-46と29点差をつけられ前半終了。
マブンガのアシストからソロモンのダンクで先制されるも川嶋のゲームメイクから得点を重ねいい流れを作る。粘り強いディフェンスから太田の得点、寺園の速攻で流れを掴むもシュートの精度が上がらず28-61で3Q終了。
太田のインサイドで先制し何とか流れを掴みたいフェニックスだったが、富山の水戸の3P、ドライブで点差を広げられる。寺園の得点、北原の速攻、3Pで食い下がり意地をみせる。激しいディフェンスから速攻も出て最後まで粘りを見せるも54-81で試合終了となった。
ヘッドコーチ コメント
ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ
まだプレーヤーが全員揃っておらず、今はプロセスの途中で、今日はとても大事な1試合でした。
今日はなかなか厳しい敗戦となりましたが、それでも下を向かずに、選手がまだ揃っていない状況でも明日しっかりやらないといけません。
富山はとても良い選手がそろっていましたが、自分たちの方で考えると、もっと良くプレーできた部分があったと思います。
若い選手もプレータイムが長かった中で、なかなかリラックスしてプレーすることができませんでした。
オフェンスをもっと早い展開でもっていきたいですが、スローテンポでやってしまったこと、ディフェンス面でも課題がありますので、最初の2クォーターでなかなかいいプレーができませんでした。
後半に関しても、自分たちのゲームプランがなかなか遂行できず、自分たちのオフェンスが全く機能していない部分があったので、最後27点差で負けてしまいました。
富山はすべてのオフェンスが機能していて、ハードにプレーしていたので、そういう部分で明日改善していかないといけません。
明日は新しい試合になるので、今晩しっかりとフィードバックをして、今日よりもいいプレーをしたいと思います。
自分たちに関わることを全て改善して、明日の試合に臨みたいです。
選手コメント
鈴木 達也
日本人選手だけだったので、スモールバスケットということで早いバスケットに持ち込みたかったです。
オープンなショットは打つように全員で心がけていたので打てたと思いますが、それがなかなか入らず苦しい展開が続きました。
もっと走って得点を取りたかったですが、なかなかリバウンドがとれなかったりして、終始苦しい展開になってしまいました。
ただ、できていたこともあると思いますし、これからやっていかないといけないことももっともっとあるのでそれを修正して、明日もメンバーは変わりませんができる限りやることをやるだけです。