【1Q】
ドジャー、岡田、西川、鈴木、クラフツォフでスタート。開始早々、岡田がコーナー3で先制すると、ドジャーがレイアップ、西川が3Pシュートを沈め、8-0のランを決める。だがライオンズにフリースローと3Pシュート、前田にコーナー2を奪われると、ターンオーバーから宇都、水戸に得点を献上し、10-11と逆転を許す。タイムアウト後、川嶋がミドルを奪うも、水戸、前田、ライオンズにロング2、バッツにリバウンドを沈められ12-23に。だが終盤、クラフツォフがゴール下を奪取すると、太田がバスカン、川嶋が3Pシュート、河村がフリースローを決めきり追い上げに成功。22-25で2Qへ。
【2Q】
バッツにゴール下を先制されると、ライオンズに速攻、水戸に3Pシュートを決められ二桁ビハインドに。タイムアウト後、河村がフリースロー3本を決めきり、菅野がコーナー3、太田がミドルを沈めるも、ライオンズにバスカン、宇都に連続でミドルを奪われ点差を縮められない。だがオフィシャルタイム後、ドジャーがフリースローで流れを呼び込むと、西川が連続でレイアップを奪取。リズム良くボールが回り始め、ドジャーと西川が3Pシュートで追撃し、42-47で後半へ。
【3Q】
川嶋がミドルで先制すると、スラバがレイアップ、西川が3Pシュートを沈め49-47と逆転に成功。最高の立ち上がりを見せたが、前田に連続で3Pシュートを沈められ流れを止められる。これを機にインサイドでのファールトラブルが続出し、ライオンズ、バッツにフリースローを続けて献上。49-66でタイムアウトに。再開後、ドジャーがリバウンドを沈めると、スティールから河村がレイアップで反撃するが、ライオンズ、阿部に得点を許し54-72の18点ビハインドでファイナルQへ。
【4Q】
水戸にロング2で先制されるも、菅野がロング2を返上すると、両チームPG 同士の点の取り合いが勃発。河村が3Pシュートを沈めた直後、阿部が3Pシュートで迎撃。スティールから河村がレイアップをゲットすると、再び阿部が3Pシュートで反撃。その後、ライオンズ、バッツに得点を奪われ63-84に。オフィシャルタイムアウト後、ドジャーがロング2、クラフツォフがリバウンド、西川がレイアップ、終盤には山本がリバウンド、太田がゴール下をゲットするも73-95で試合終了。献上したフリースロー26、リバウンド42を減らすことがリベンジへの鍵となろう。
ヘッドコーチコメント
河内修斗
(試合を振り返って)
こういった状況の中で試合となりましたが、自分たちがバスケットをする以上、ゲームがある以上、明日も試合がありますので、しっかりと良いゲームをブースターの皆さんに届けたいと思います。
試合の内容としては、やっぱり95点取られているというところ、オフェンスリバウンドを15本取られているというところ、フリースローを26本打たれているというところ、そういったところがありますので、明日修正して試合に臨みたいと思います。
(無観客試合という異例の状況での試合となりましたが、采配や選手のパフォーマンスに影響するところはあったか?)
これっていうところは無いんですけども、少なからずあると思います。
(具体的には?)
それはそれぞれ違う感想を持つと思うので一概には言えないと思うんですけども、自分としては、特にホームゲームですと自分たちが良いプレーだったり得点を決めた時だったりとか、そういう時にブースターの皆さんが一緒に喜んでくれたり、力をもっと与えてくれるところがいつもの試合だったら有ると思うので。そういったところの盛り上がり方だったりとか、エナジーをいつもブースターの方から貰っているなっていうのを改めて今日感じました。
(延期する前までは河村選手がスタートでしたが再開となった今日鈴木選手がスタートでした。その意図は?)
勇輝がU22スプリングキャンプで一回抜けたことと、鈴木が怪我から戻ってきたというタイミングがちょうど一緒になったっという風に思っていただければ。
(世界的には選手や指導者にも新型コロナウイルスに感染する方も出てきている中で、現場の責任者としてそういった不安や選手たちやチームの雰囲気は?)
リーグがこういう風に再開するという決断を尊重して、自分たちはやるべきことをやろうかなという風に思っています。そこに対して選手のモチベーションであったり、他の競技の状況はあるとは思うんですけど、自分たちは自分たちのやるべきことにフォーカスして、最大限良い準備をして、リーグの方針を尊重してこれからも戦っていくと思います。
(特にチーム内で動揺とかは感じなかった?)
本当のところは、それぞれの気持ちがあるとは思うんですけど。でもチームとして、プロとして戦っていく。ブースターの方もこういう状況でも自分たちの試合を観るのを楽しみにしてくれているっていうところは、それぞれの選手みんな、自分自身もそうですけど、感じていますので、そこへの気持ちが一番大きいのかなと思っています。
選手コメント
河村 勇輝
(試合を振り返って)
無観客試合という初のケースで、チームとしても戸惑いはあったんですけど、やっぱり画面越しで観てくださる観客の皆さんだったり、ファンやブースターの方々に一つでも良いプレーを見せて、元気づけられれば良いなっていう風に思って。あとはやっぱり勝利に結びつけられるようなプレーをもっともっとやっていかないと。それは自分だけではなくて一人一人がもっともっとそういう気持ちでやって行った方が良かったかなと思います。
(無観客試合でのプレーというのはやりにくさはありましたか?)
やっぱり観客の皆さんが居ることで凄く後押しになるという部分は感じましたけど、こういうケースでもしっかりとプレーすることが大事と思って取り組んだので、あまりそこで動揺することは無かったです。
(新型コロナウイルスの影響で少し世の中が暗いムードになっている中で、少しでも明るくするうえではスポーツの力っていうのは非常に大事だと思いますが河村選手自身はどのように感じているか?)
本当におっしゃる通りだと思っていて。小中高生にとって急に大好きなバスケットが無くなった今、自宅学習であったり、こういう風に会場に来られないのであれば、自分たちがプレーすることで画面越しからでも、バスケが出来なくても、観て刺激になれば良いなと思っているので。そういった意味で自分も元気づけられるようなハッスルしたプレーであったり、観ていて楽しいなと思えるようなプレーをしていきたいなっていう風に思っています。