覚醒した不死鳥が初代王者相手に驚異の追い上げ!明日のリベンジは期待大!

全体

【1Q】
河村、ドジャー、西川、菅野、グラッドネスでスタート。ロシターにバスカンで先制されるも、河村のアシストからグラッドネスがダンクを返上。ターンオーバーからギブスに3Pシュートを奪われるが、再びグラッドネスがゴール下を奪取し4-6に。山崎、ロシターに連続得点を許すも、河村がインサイドアタック、菅野がコーナー3を決めて9-12と食らいつく。千葉の猛攻を受けながらもパスが回り始め、ドジャーがミドル、河村が3Pシュートを沈め15-17の2点ビハインドに。タイムアウト後、山崎と渡邉に得点され15-22で2Qへ。

【2Q】
渡邉に3Pシュートで先制されるが、河村のアシストから太田がミドルをゲット。竹内、山崎にゴール下を許し、17-29でタイムアウト。再開後、再び河村のアシストから西川、寺園が3Pシュートを沈めるが、山崎とウィリアムズに3Pシュートを返上され、点差を縮められない。オフィシャルタイム後、ドジャーがミドル、グラッドネスがゴール下で奮起するも、遠藤、テーブスに3Pシュート、ウィリアムズ、ロシターに2Pを奪われ29-50で後半へ。

【3Q】
ギブスにゴール下を先制され、ターンオーバーからロシターに2Pを献上するも、河村のアシストから西川が3Pシュート、グラッドネスがダンクで応戦。再び西川が3Pシュートで流れを引き寄せかけたが、喜多川にコーナー3で迎撃され勢いがストップ。だがタイムアウト後、奮起した寺園が連続でゴール下を奪うと、ドジャーがミドルとフリースロー、西川が3Pシュートを沈め11-0のランを決める。絶妙なパスワークからグラッドネスがダンクで追撃するが、ロシターに連続でフローター、橋本に3Pシュートを献上し、52-79でファイナルQへ。

【4Q】
グラッドネスがバスカンで先制すると、チームにリズムが生まれ、河村が3Pシュート、川嶋がミドル、直後にスティールからグラッドネスがゴール下、ドジャーがミドルを沈め12-0のランを決める。ウィリアムズに2Pを許すが勢いは止まらず、ドジャーが3Pシュート、西川がタフなゴール下を決めきり69-83の14点ビハインドに迫る。オフィシャルタイム後、寺園がコーナー3、アンスポーツマンライクファールから河村がフリースローを決めきるが、テーブス、喜多川、山崎に得点を献上し75-94で試合終了。ターンオーバーからの速攻を阻止し、序盤からのアップテンポな攻防がリベンジへの鍵となろう。

ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ代理

鹿毛誠一郎

(試合を振り返って)
選手は全体的にハードに戦ってくれたと思います。ただ前半に、特にディフェンスのエクスキューションミスがあったり、ターンオーバーからの速攻が多かったので、そこで一気に流れを持っていかれてしまったので、明日はそこのところを強調したいと思います。
河村選手も前半は向こうのディフェンスに苦しんでましたけど、後半特にアシストも7ということで非常に良くプレーしてくれたと思います。
後半は勝てているので、明日もアグレッシブに前半から挑戦したいと思います。

(後半に勝てていた理由は?)
アグレッシブにプレッシャーをかけていこうという話はしました。そこからゾーンを織り交ぜながら行ったんですけど、そこのところで流れを変えられたかなと。あとは展開が速くできたので、それが良かったかなと思うので。もうちょっと前半から展開を速くしていきたいなと。もちろんそれにはディフェンスが必要なんですけど。もうちょっとアップテンポな勝負をしていきたいと思っています。

選手コメント

PG

河村 勇輝

(試合を振り返って)
他のチームと違うプレッシャーであったり、スクリーンのディフェンスであったり、そういうところは今回宇都宮ブレックスさんと初めてやって、今日で色んなことがわかったので、明日に繋げられる一戦になったんじゃないかなと個人的には思っています。

(個人的にスクリーンを掛けられた時に相手に自由を与えてしまう場面もあり戸惑いなどは感じたか?)
基本そういう風には想定していたので。その中で自分がどういう風にやるか、チームでどういう風に動くかっていうところを、もっと上手くやっていければ、明日良い試合が出来るんじゃないかなっていう風に思います。

(今日アシストで良いパスをしていましたけど、狙いを変えたのか?)
あんまり自分の中でシュートが合っていないなというイメージがちょっとあったので、そこはパスに切り替えようと。あとは西川さんとかもシュートが当たっていたので、上手くシュートを打たせた方が良いなっていう風に思って、パスの方に少し今日はアジャストしました。

(プロ4戦目で今日のプレータイムが一番長かったですが疲れは?)
あんまり疲れ的なものは無いです。でも一番試合に出ているっていう一つの責任感をちゃんともって、出ている時間帯をしっかりと良い流れが作れるようにしないといけないなっていう風に。自分が出ている時に悪い流れになってしまった時間帯もあったので。そういう時はしっかりと先輩に上手く頼りながらも、自分も能力を発揮していけたら良いなと思います。

(チームはホーム戦で最多4,649名を記録しましたが、その中でプレーしてみていかがでしたか?)
あんまりそこは意識するところはあんまりなくて。やっぱり勝つことが一番大事ですし。でもやっぱりホームでたくさんの方が来られている中で、勝利っていうが見に来てくださる方への一つの恩返しだと思うので。たくさんの方に勝利を届けられなかったことが悔しいですけど、切り替えて明日ちゃんとブースターの方に届けられるように頑張りたいなと思います。

(途中でテーブス選手とのマッチアップもありましたが何か感じることはありましたか?)
凄く上手いポイントガードっていうか、歳が凄く近いですし、これから切磋琢磨出来るポイントガードの一人になるんじゃないかなという風には思っています。

(今後試合を通してスカウティングされたりどんどん難しくなってくると思いますが?)
そういう風にされることは凄く自分の中で嬉しいことでもありますし、でもやっぱりそれでチームの勝利に貢献出来ないようじゃ自分としてもまだまだのレベルというか全然ダメだなっていう風に思うので。そういう風に対策されてもそれを上回るようなプレーであったり考えをしっかり持って、チームの勝利に貢献出来ることをやっていきたいなと思います。

選手コメント

PG

寺園 脩斗

(三遠ネオフェニックスとして最多となるホームゲームでしたが試合を振り返って)
やっぱり前半に入りで点差をつけられて。ターンオーバーからの失点というのが本当に今日は多くて。それでやっぱり後半も流れを掴めず。流れは1回は来たんですけど、それでもまたターンオーバーがあり、流れが来そうな時に相手にまた立て直されるっていうゲーム展開で、全体的にちょっと難しいゲームだったかなと思っています。

(明るい兆しとして先日の新潟戦に続いて4Qにエナジーが出せる場面もありました。きっかけになるプレーは?)
やっぱりディフェンスで前からプレッシャーで当たって、相手のオフェンスをちょっとでも遅らせて、そこから自分たちでリバウンドを取って速攻というプレーが3Qの後半ぐらいや4Qで出来ていたので。それをゲームの入りからチーム全体でやっていかないと。宇都宮さんみたいな強いチームっていうのは、出だしで上手くいかないとなると、こちらとしてはゲームが難しくなってしまうので。やっぱり明日はしっかりゲームの入りからターンオーバーを減らして、チーム全体で守って走るっていうフェニックスらしいバスケットをやっていかなければならないなと思っています。

(これまでの鈴木選手とのツーガードもありましたが、河村選手とツーガードを組む場面もありましたが、PG同士でプレーする上で意識している部分は?)
お互いに得点が取れたり、チームメートを活かすっていうことは出来ると思っているので。出た時にはしっかりパスを繋いでボールを動かして、ズレたところで得点を取りたいなっていう風に思っているので。僕と河村選手が出ていた時間帯は出来ていたと思うので、もっともっとそれをチーム全体でやっていかなきゃいけないなと思います。

(明日もチケットは完売です。満員が予測される会場での意気込みを。)
僕らはもう失う物は、本当にたくさん失って来ているので、全力で勝ちに行きたいなと思っています。