【1Q】
寺園、太田、岡田、西川、バローンでスタート。市岡にミドルで先制されるも、すぐさま西川がミドルを返上。続いて太田がゴール下を決めるが、ミークスに2Pを返され、カミングスにフリースローとジャンプシュートを献上。寺園がフローターで反撃するも、中野にレイアップと3Pシュートを連続で沈められ6-13とリードを許す。タイムアウト後、ミークス、松島、カミングスに得点を奪われるが、西川と鈴木がコーナー3を沈め、14-21と7点ビハインドで1Q終了。
【2Q】
松島に3Pシュートで先制され、パスミスから内田にレイアップを献上すると、北海道が鉄壁のゾーンディフェンスを展開。インサイドに切り込めず苦戦する中、菅野が3Pシュートを奪取。続けて西川、川嶋が3Pシュートを決めるが、ミークスと橋本に3Pシュートで迎撃され23-38とリードを広げられる。再び西川と川嶋が3Pシュートを奪うも点差を埋められず、29-42の13点ビハインドで後半へ。
【3Q】
再び松島に3Pシュートで先制されるが、寺園が3Pシュートを返上。その後、ファールトラブルが頻発し、ミークスと橋本にフリースローを献上することに。グラッドネスがゴール下を決めるも、北海道のハイプレッシャーに攪乱され、フリースローで得点を重ねられる。集中力が切れ始め、パスミスからファイにレイアップ、松島にジャンプシュートを奪われ、37-59の22点ビハインドでファイナルQへ。
【4Q】
太田がフリースローで先制し、ミドルジャンパーも奪取するが、中野に連続で3Pシュートを沈められる。その後グラッドネスがミドル、岡田と太田がゴール下をゲットするも、47-70と点差を埋められない。タイムアウト後、菅野が3Pシュート、グラッドネスがダンク、寺園がフローターを決めるが、カミングスにファストブレイクからのバスカン、ファイにフリースローを献上し、最後はカミングスに豪快なアリウープを叩き込まれ、55-78の23点ビハインドで試合終了。フェニックスのターンオーバー数18に対して、北海道は僅か4。勝利に対する執念が勝敗の分かれ目となった。
ヘッドコーチコメント
河内修斗
2連勝という今シーズン初めてのチャレンジだったのですが、達成できなくて残念です。
次はホームでの試合になるので、ホームで一つ取れるように戦っていきたいと思います。
選手コメント
ミッケル・グラッドネス
良いところも悪いところもあった週末だったんじゃないかと思います。その中で初日は一人一人、そしてチームとしてコーチが言ったことを遂行して、沢山のエナジーを持った状態でゲームに入って、そのまま40分間貫き通せた良い内容のゲームでした。しかし、今日に関しては、コーチが今日アジャストメントを用意してあったものを、選手一人一人がそこにアジャストしきれずに、ゲームが進んでいってしまいました。相手のゾーンディフェンスなどのチェンジングディフェンスになかなか対応しきれず、もちろんこちらのシュートが入った場面もあったんですけど、相手のリズムのままゲームが進んでしまった内容でした。
自分が三遠ネオフェニックスに来たばかりで、それは起こりうるというのはもう分かっていたことなので。しかし、今まで0勝16敗のチームにどうやって勝利のメンタリティをもたらせるかを本当に大事にしていきたいです。
(2日間で自ら選手、コーチ陣に声をかけコミュニケーションを取っていた姿が印象的でしたが?)
オフェンスでもディフェンスでも自分が見ているビジョンというのは、ガード陣には見えないビジョンなので、ガード陣とシェアすることはとても大事なことだと思います。もしかしたらガードが見ているビジョンが、自分が見ているビジョンと違うかもしれない。それをガード陣の持っているアイデアを聞いて、自分が思っているアイデアをシェアして、ゲーム中に修正をかけていくというのはとても大事なことだと思っています。そして特にディフェンスの面で、自分がヘルプしているよと一声かけるだけで、ガード陣のボールプレッシャーが全然変わってくるはずなので。そこは必ず自分が良いポジションにいる、そして自分のトークをすることで、必ず味方が良いポジションになれるようにというのは意識しています。ディフェンスのところではそういった部分が求められていると分かっているので、そこを一生懸命やっています。
(水曜日のホームゲームでは、多くのブースターがケル選手のプレーを楽しみにしていますのでブースターに向けて一言)
本当にまだまだ自分たちはやらなければならないことが沢山あるんですけど、水曜日の試合ではたくさんのブースターの皆さんのエナジーを私たちに渡してほしいです。その中で自分は皆さんから温かく迎えられているというのを凄く感じています。その中で自分はプレーで渡してもらったエナジーを返せるようにコート上でハッスルしていくので、会場でお待ちしております。