全力でリベンジに挑むも昨季王者の牙城は崩せず。1Q、3Qでのオフェンス停滞が尾を引いた。

全体

【1Q】
寺園、太田、岡田、西川、バローンでスタート。カークに2Pで先制されるも、太田が2P、バローンがダンクで逆襲。だがカークに3Pシュートを返されると、両チーム無得点の攻防が続き、再びカークにゴール下と2P、須田にレイアップと2Pを奪われる。タイムアウト後、バローンがゴール下を決めて好転のきっかけを作るが、マチュワンにジャンプショットとゴール下2本を献上。終了間際、ゴーバンが3Pシュートを沈めるも19-9の10点ビハインドで2Qへ。

【2Q】
ゴーバンが3Pシュートで先制すると、太田がゴール下のタフショット、ミドルのジャンパー、フリースローを沈める活躍を見せる。だがカークにダンクを奪われた後、ターンオーバーを与え続け、田中に速攻レイアップ、カーク、正中にゴール下を献上。バローンが3Pシュートを返すが、二桁ビハインドは縮まらず。タイムアウト後、寺園がゴール下、西川が3Pシュートを沈めて37-28と9点ビハインドに戻すも、残り24秒田中に3Pシュートを決められ、40-28の12点ビハインドで後半へ向かう。

【3Q】
カークにバスカンで先制されると、安藤、田中に連続失点、再びカークにバスカンを与えて50-30の20点ビハインドに。川嶋がゴール下のタフショット、バローンが3Pシュートで応戦するも、カークにアリウープ、マチュワンに2Pとバスカンを返され、59-35の24点ビハインドに。タイムアウト後、A東京のディフェンスインテンシティーが上がり、シュートがことごとく外れる中、須田に3Pシュート、竹内にゴール下を奪われ、64-35の29点ビハインドでファイナルQへ。

【4Q】
須田に3Pシュートで先制されるが、直後にバローンが3Pシュートを返上すると、シーソーゲームが開始。柳川が3Pシュート、ゴーバンがゴール下2本を沈めたのを機に、A東京を凌ぐ攻撃力が爆発。寺園が2P、バローンとゴーバンが3Pシュート、ファストブレイクから菅野がレイアップを沈め、76-55と一気に20得点をゲット。タイムアウト後も、寺園のロングパスからゴーバンがゴール下を奪うと、連続2P、フリースロー、バスカンを沈める活躍を見せる。だが二桁差を返すのは容易でなく、85-63の22点ビハインドで試合終了。次節北海道戦はチームの真価が問われる一戦となる。背水の陣で挑むべし。

ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

河内修斗

2Qのところで、タイムアウトを取れるところで取らずにそのまま流れを掴まれてしまったところが悔やまれます。昨日試合後も感じましたけど、チャンピオンチームのディフェンスのインテンシティというものを自分たちは必ず学ばなければならないと思います。次の北海道戦の時には、もっともっと精神的にも技術的にも強いチームとして戦っていきたいと思っています。

(第3Qでのオフェンスが停滞してしまいましたが)
今のところ3Qを取れていなくて、そこの改善として3Qのイメージでここ2週間は練習をしてきているんですけども。実際試合になってみると特にこのA東京さんに対しては、ディフェンスのエンジンが、ギアが一つも二つも上がって、また後半戦ってきてますので、そこに対して受け身にならないことが一番大事だと思っています。

選手コメント

SG

柳川 龍之介

チームがやらなければいけないディフェンスの部分で、オフェンスでシュートが入らなかった時とか特になんですけど、我慢しきれなくてディフェンスも疎かになってしまうというのが第3Qで。ほとんどの試合が第3Qでやられている部分が多かったんですけど、また同じような負けを繰り返しているっていう状況が今続いているんですけど。コーチも今変わって、やるべきことっていうものを選手が一人一人コートで体現することを止めちゃいけないと思うし。もっともっとチームにエナジーを、僕は出た時は特にディフェンスからやっていきたいなという思いで今日挑んだんですけど。なかなか結果もついてこずに苦しいんですけど、下を向いていられないので、またバイウィークを挟んで12月の1発目北海道。まずそこを1つ取るというのを目標にチームを仕上げていきたいと思っています。

(第4Qでは鋭いドライブなど持ち味が出ていましたが)
最後までやり切るというところは、毎試合毎試合変わらずにやっていることなので。このチャンスをものに出来るように、まずは前半からアグレッシブに行けるような準備をもっとしていきたいと思います。