3000人超えのブースターに後押しされるもホーム初戦は惜敗。主力選手の欠場が響いたか。

全体

【1Q】
イーバンクス、寺園、ゴーバン、岡田、西川でスタート。開始直後、ベクトンにリバウンドを押し込まれて先制されるが、すぐさまイーバンクスがジャンプシュートを返上。続いて西川がハイポストからのジャンプシュート、ゴーバンがインサイド、イーバンクスが2本の3Pシュートを決めるなど得点を量産。12―11とリードを奪うが、タイムアウト後に失速。太田が気迫のタフショットを決めるも、田渡、ゴロマンに8得点を与え、14-19と5点ビハインドで2Q へ。

【2Q】
ゴーバンが3Pシュートを決め、幸先の良いスタートを切る。再びゴーバンがゴール下、寺園が3Pシュートを決めて、21-19と逆転に成功。その後もイーバンクスが2Pと3Pシュート、菅野が速攻からジャンプシュートを決め、28-23の5点リードでタイムアウト。だが、再開後がいけない。インサイドへのパスミスが目立ち始め、ターンオーバーからの失点が続く。チェンバース、田渡に連続で2Pを決められ、30-36の6点ビハインドで後半を向かえる。

【3Q】
リズムの良いパス回しからゴーバンがインサイドで先制。チェンバースにフェイダウェイの2Pを返されるも、西川がミドルポストから2P、菅野が走りこんでレイアップと2点差に詰め寄る。流れを掴みかかけたが、横浜の強固な守備に阻まれ、橋本、ゴロマンに3Pシュート、チェンバースに2Pシュートを決められ38-49と2桁リードを許す。タイムアウト後、寺園、ゴーバンの連続3Pシュートで点差を縮めるも、ベクトン、ゴロマンに連続でダンクを叩き込まれ、50-59の9点ビハインドで最終Q へ。

【4Q】
この試合、絶好調の田渡にジャンプショットで先制され、立て続けにバスカン、2Pを与え再び2桁リードを奪われる。その後インサイドの甘さを徹底的に攻められ、ベクトンに連続10得点を与えてしまい、残り2分26秒、56-76の20点ビハインドに。苦しい展開が続く中、イーバンクスが3Pシュートを2本、ダシルバが渾身の3Pブザービーターを決め、1桁ビハインドに戻すも、71-81で惜敗。主力選手の離脱で戦力が低下し、苦い開幕戦となった。

ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

ブライアン・ロウサム

ゲームの出だしの課題としていた3分、4分は良いスタートを切れたのではないかと思います。しかしそこから1Qで立て続けにターンオーバーをして、1Qの終わり方がまず良くなかった。最初の3~4分は改善で来ていたのではないかと思っています。
ただ、特にファーストハーフで12個のターンオーバーをしていたので、そういうゲームをしているとビハインドのままセカンドハーフに入ってしまうので、そこがまず躓いた部分です。セカンドハーフは、特にディフェンスのところでミスが目立ちました。横浜の田渡選手に27点取られるようなゲームをしてしまったので、そこはディフェンスのミスが目立ったのではないかと思います。

(週末にはホーム浜松開幕戦を迎えます)
今週末に向けて一番やらなければならないところは、まず怪我人を完治させて少しでも早くプレーをさせることです。今、スタートの2人(鈴木、川嶋)を欠いている状態で、その2人というのはとても重要な選手です。そこを欠いてしまうと締まりのないようなオフェンスにもなってきてしまいます。彼らは今とても重要なので、その2人には早く回復してほしいと思っています。

選手コメント

PG

寺園 脩斗

ここ負けた4試合は、自分たちのミスから相手に点を与えるという部分が多くて、そこをコーチも修正しようと言っていたんですけど、前半でターンオーバーを12個していて。自分たちのゲームに最初は出来ていたのに、そのターンオーバー12個で相手に繋がれて、逆転されて前半を終わって。後半も相手にリードされている中で、前半よりかはそこまでミスは無かったと思うんですけど、ディフェンスの連携のところなどまた別なところのミスが出てしまったことが原因かな、と思っています。

(週末のSR渋谷戦に向けて時間が無い中でどう修正していくか?)
この5試合自分たちのミスで相手にやられているんですけど、今日の試合なんかではスペーシングも悪かったので、もうちょっとパスを回してチーム全員で攻めるという形にしていかないと。渋谷さんは相当強いので、そこはしっかりやっていかないといけないなと思っています。