インサイド陣の攻防でじりじりと後退。ファウルトラブルも響き、ロースコアゲームを制せず悔しい連敗。

1Q
互いに意地の守備を見せ我慢が続く展開に

GAME1同様の布陣でスタート。立ち上がりの攻撃をタフに封じられ、入りからハードな守備合戦となるが、開始1分29秒、岡田→川嶋のミドルジャンパーで先制する。その後三河・ミークス、熊谷に個人技から失点するが、速いパス回しからウィリアムがジャンパーで応戦する。その後理想の攻撃の形を作るもシュートはリングに弾かれ、その間に三河・バッツに連続失点。それでも粘りの攻守でチャンスを作り、川嶋のフリースローや鈴木の3Pシュートで得点。残り4分13秒で8-8と、重いながらも互角の勝負を展開する。しかしその後三河のインサイドアタックを許し、連続ターンオーバーでチャンスロス。なんとか失点をしのぐが、三河・熊谷のドライブを止められず、同1分38秒で8-12とリードされる。終盤も両者タフな守備を見せ勝負は拮抗するが、終了間際に寺園がジャンパーで追加点。序盤から重いロースコアの展開となり、10-12で第1Qを終える。

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2Q
三河・桜木とミークス両名を止めきれず失点

開始37秒、三河・ミークスに1on1から先制されるが、寺園→ウィリアムの合わせで応戦する。その後も両者ハードな守備で攻撃権の奪い合いとなるが、三河・桜木に個人技から連続失点。残り7分4秒で12-18とされタイムアウトを取る。タイムアウト明け、ウィリアムのパスから太田がミドルショット。再び三河・桜木に1on1を制されるも、ウィリアムのキックアウトから田渡が3Pシュート。同5分27秒で19-22と1ゴールの攻防が続いていく。中盤も両者守備の手を弛めず、オフィシャルタイムアウトを挟んでもスコアは停滞。相手ファウルから攻撃権を得た同3分20秒に、鈴木との合わせからセドリックが得点し、21-22と1点差に迫る。すぐさま三河・ミークスに1on1から失点するが、同2分21秒、岡田のバックドアに鈴木が合わせカウント&ワンスローを奪取。24-24の同点に追いつく。しかしその後は得点が伸びず、三河のミークスと桜木を止めきれずに連続失点。同1.2秒にようやく川嶋がボーナススロー1本を加算してタイムアップ。25-28と3点ビハインドで前半を終える。

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3Q
シュート精度も上がらずリズムに乗り切れない

立ち上がりのポゼッションを封じ込まれ、開始1分1秒、三河・ミークスに先制される。その後鈴木→ウィリアムの合わせで得点するが、三河・バッツにティップインから失点。それでも攻守で我慢を続け、残り6分30秒、セドリックのリバウンドから鈴木が速攻で運んでレイアップ。29-32と3点差をキープする。その後もハードなディフェンス対決となり両者ターンオーバーが続くが、川嶋→太田の連続ジャンパーで1点差に。三河・ミークスに連続でゴール下を制され引き離されるも、川嶋→ウィリアムの速攻で応戦。同2分54秒で35-38と食らいついていく。しかしシュートはなかなかリングを通らず、同1分30秒には守備の隙を突かれて速攻を献上。すかさずタイムアウトで立て直しを図る。終盤もいい形でオフェンスを作るも得点には至らず、終了間際に三河・ミークスに失点。このクォーターも11-14と重い鬩ぎ合いとなり、36-42の6点差で最終クォーターに入る。

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4Q
開始早々にファウルトラブルとなり徐々に失速

開始16秒、三河・桜木に1on1から先制される。その後理想の攻撃の形を作り続けるもフィニッシュが決まらず、守備では次第にファウルが増加。開始1分29秒にはベンチテクニカルもコールされ、フリースローを献上。36-46と10点差をつけられる。その後も三河のインサイドにファウルを奪われ、開始1分59秒でチームファウルが5つに。早々とボーナススローを与える展開となる。その後もリズムに乗れず、残り7分19秒にはセカンドチャンスから失点。36-50と14点差をつけられタイムアウトを取る。タイムアウト明けもシュートが決まらず苦戦するが、同6分43秒に寺園が3Pシュートでようやく得点。しかし三河・桜木に巧みにファウルを奪われ、さらにターンオーバーから失点。同5分46秒で39-54と15点差にされる。その後三河のチームファウルも5つとなり太田がボーナススロー2本で加点。しかしオフィシャルタイムアウト後も三河のインサイド起点の攻撃は止まらず、同4分12秒でウィリアムがファウルアウト。41-59とこの日最大の18点差をつけられてしまう。すぐさま寺園が3Pシュートを沈めるも、終盤も思うように得点が決まらず重い時間に。なんとか失点を防ぎ、太田がティップインで得点し、終了間際にも渡邊が3Pシュートを沈めゲームセット。このクォーターでチームファウル12、与えたフリースロー11/16本とファウルトラブルに見舞われ、フィールドゴール成功率26.7%とシュート確率も低下。最終スコア50-63で今節連敗を喫し、今季対三河戦を2勝4敗で終えた。

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ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

藤田弘輝

エナジーもあったと思いますし、フェニックスらしいバスケットボール自体はできたと思いますが、終始重い展開というか、徹底的にインサイドを攻められました。僕らもオフェンスではいい形を作れてはいたとは思うのですが、オープンシュートを決めきれなかったりしました。第4Qはちょっとびっくりしましたけど。4Qだけでファウルを12個取られ、フリースローを16本。シーズンを通してずっと課題なのですが、あれだけファウルを取られてしまうとどうしようもないというか…。来週もとても大きな選手がいるチームなので、しっかり対策をし、チーム一丸となってフェニックスらしい終わり方をしたいです。

選手コメント

C

太田 敦也

最初からエナジー高く、全員でディフェンスして、ということを昨日もやれたのでもう一度やろうと。それができてすごくよかったと思います。ですけど、後半とくに最後の4Qだけで16本もフリースローを打たれてしまったので、こういう結果になったとは思います。もっと守る手があったのかなと思いますし、もっとリバウンドを取るにしてもやり方があったかなという風に反省点がすごく残りました。
(昨日から修正した、しようとした点、そしてその評価は?)
昨日はオフェンスリバウンドをすごく取られたので。そこは意識して前半も1本だけでしたし、後半何本くらいあったのかはわからないですが、それでも昨日よりはしっかりとその点はアジャストできたと思います。
(フロントコート陣の奮闘について良かった点・悪かった点)
要所の1対1のところで桜木選手らにしっかり決められてしまったので、1対1でパスを入れさせる前に嫌がらせをしたりなど、もうちょっとやれていたらなという反省点、ちょっと後悔しているところもあります。それでもアクティブに攻めたり、走ったりはすごくできていたと思います。残りあと2試合あるのでそういうところをしっかり出し切って、今シーズンを勝ちで締めくくりたいと思います。

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