川嶋、岡田、鈴木、セドリック、ウィリアムでスタート。開始18秒、川嶋がドライブからタフショットを沈めきり先制。すぐさま三河・ミークスに失点するも、セドリックが1on1で返上。再び三河・ミークスにゴール下を制されるが、ウィリアムとセドリックが連続得点。残り7分47秒で8-4とリードする。その後素早い連係を許し同点にされるが、鈴木が巧みなフェイクからレイアップを沈め、さらにハードな守備で失点を阻止。フリースロー1本を許すも、セドリックのジャンパーや、鈴木→川嶋の3Pシュートで加点。同4分36秒で15-9と6点差をつける。しかしセカンドチャンスから三河・岡田に3点打。セドリックがフリースロー2本を加点するも、三河・熊谷の3点打など連続失点。同2分54秒で17-17と同点に追いつかれる。すぐさま田渡→太田のジャンパーで得点するが、三河・バッツのパワープレーや、ターンオーバーから三河・岡田に3点打。同1分51秒で19-22と逆転されタイムアウトを取る。その後、太田のポストプレーや寺園のジャンパーでフェニックスらしく得点するが、三河にも効率よく得点され、23-26と3点ビハインドで第1Qを終える。
開始12秒、三河・ミークスに先制されるが、すぐさまウィリアムが1on1からファウルを奪いフリースロー2本を返上。しかし、三河・森川に失点し5点差をつけられる。その後もオフェンスの形を作るもののシュートはリングに弾かれ、その間に速攻など連続失点。残り7分15秒で25-34と9点差をつけられタイムアウトを取る。タイムアウト明け、田渡がドライブから得点するが、その後はチャンスも得点に至らず、ターンオーバーからカウント&ワンスローを与えるなど連続5失点。同5分58秒で27-39と12点差をつけられる。しかしすぐさまセドリックがAND1返し。三河・桜木に個人技から失点するも、鈴木がBリーグ1000得点目となるレイアップを沈め、32-41の9点差でオフィシャルタイムアウトに入る。後半、鈴木→ウィリアムのアタックなどで5点差まで縮めるが、次第に攻撃の芽を摘まれ、守備に転じては三河・熊谷の3点打やセカンドチャンスなどから連続失点。同1分25秒で36-49と13点差をつけられてしまう。すぐさま川嶋が3Pシュートを沈め、太田の巧みなパスからウィリアムがゴール下ショットを決め8点差にするが、終了間際に個人技から失点。このクォーターで18-25と広げられ、41-51の10点差で前半を終える。
開始30秒、セカンドチャンスから川嶋が3Pシュートを沈め先制する。その後三河・岡田に失点し、川嶋→ウィリアムのジャンパーで応戦するも、三河のインサイドに連続失点。11点差が詰まらない。その後もピック&ロールを起点に攻撃を組み立て、ウィリアムのドライブや、セドリックの連続ダンクで得点するが、三河にもイージーにドライブを許すなどして失点。残り4分36秒、川嶋のスティールから岡田が3Pシュートを沈め55-64と1桁得点差に戻す。その後は堅守で失点を封じ、鈴木→セドリックのジャンパーで7点差にするが、三河・金丸の3点打や桜木のジャンパーを献上。鈴木がジャンパーで意地を見せるも、三河・岡田に1on1を制されるなどして連続失点。同1分30秒で59-73とこの日最大の14点差をつけられ、タイムアウトを取る。タイムアウト明け、セドリックのキックアウトから田渡が3Pシュートを沈め、すぐさま素早い連係から失点するも、同37.9秒、田渡のアシストからセドリックがカウント&ワンスローを奪うダンクショット。再び勢いを取り戻す。終盤も集中を切らさず、連続で相手ファウルを奪うと、同2.8秒のスローインから鈴木がドライブで沈め終了ブザー。このクォーターで26-24とリードし、67-75と点差を8に詰めて最終クォーターに入る。
開始36秒、太田のポストプレーで先制する。すぐさま三河・桜木に失点するが、寺園のジャンパー、太田→ウィリアムの合わせで得点。開始1分56秒で73-77と4点差にすると三河がタイムアウトを取る。その後セカンドチャンスから失点するが、我慢の攻守を続けてチャンスを得ると、流れるパス回しからウィリアム→太田が得点。三河・岡田に速攻を許すも、再びウィリアム→太田の合わせで加点。4点差をキープする。その後、相手チャージングから攻撃権を得た残り4分45秒、寺園が渾身の3Pシュート。80-81と1点差に迫りオフィシャルタイムアウトに入る。タイムアウト明けもタフに三河のフィールドゴールを封じるが、フェニックスも得点が伸びず、次第に三河・ミークスにゴール下を制され、セカンドチャンスやフリースローから連続6失点。同2分24秒で80-87と7点差に広げられる。それでも守備で粘りチャンスを作ると、川嶋のキックアウトから岡田が3Pシュートを沈め4点差に。しかし、三河・バッツにリバウンドでファウルを奪われ、フリースロー2本を献上。同1分8秒でタイムアウトを取る。しかし残り時間のポゼッションもシュートはリングに弾かれ、セカンドチャンスから失点。リバウンドと3Pシュートで三河にイニシアチブを取られ、83-91の8点差で黒星を喫した。
ヘッドコーチコメント
藤田弘輝
終始僕らは質の高い、エナジーレベルも高いバスケットができたと思っています。ただ、もったいない点数が非常に多かったので、明日はしっかりそこを減らしたいです。前半はもったいないターンオーバーから走られましたし、うちのディフェンスリバウンド19本に対して、相手にオフェンスリバウンドを12本取られ、そのセカンドチャンスから20点も入れられているので。(リバウンドを)頑張っていないわけではないのですが、スキルもすごく長けているあれだけ大きな選手がいるので、そこに対してどれだけチーム全員でファイトできるかが大事かと。あとは、岡田選手の1on1に対して、また、金丸選手に対してもどれだけチームで守れるか、しっかり修正して明日勝ちたいと思います
(第1Qの序盤、第4Qの入りなど、うまくいっていた時間帯の評価は?)
ディフェンスが締まっている時間帯が今日は一番よかったと思います。オフェンスはまったく問題なく僕たちのオフェンスができているので、三河さんに対してはどれだけディフェンスでストップをして、リバウンドを取り切って、オフェンスにつなげるかなので。それさえできれば僕らのゲームになると思っているので、明日しっかりディフェンスをもう一度頑張りたいです 。
選手コメント
ウィリアム・マクドナルド
本当にタフなゲームでしたが、チームとしてよく我慢したいいゲームだったのではないかと思います。三河さんが点が必要な時間帯に点が入り、必要な時間帯にセカンドチャンスがあって、必要な時間帯にその点を決められた。それが勝ち負けの差だったと思います。
(自身のパフォーマンスの評価を)
毎試合そうなのですが、今日も自分自身としてはベストを尽くしたつもりです。そのベストというのは、ポイントを取ること、リバウンドを取ることではなくて、チームにとって自分が何をしなければいけないか、必要なところでベストを尽くしたと思っています。 バッツ選手に対しては、このリーグで1、2を争うような体の強い選手に対して、ずっとフィジカルに守り続け、自分はベストを尽くしたと思います。
(GAME2に向けての修正点はどういうところか)
明日のゲームは、細かいところというよりはもっとエナジーを出していかないといけないです。三河さんはタレントの揃ったチームなので、その相手に対してエナジーで上回られてしまうともう勝ち目がない。自分たちはもっと走れる選手が揃っているので、しっかりエナジーを出し、その強みを明日出していかないといけないと思っています。