ファウルトラブルも響き大量失点。我慢で食らいつくも巻き返しはならず、連勝は3でストップ。

1Q
0-9と序盤に走られるが食らいついていく

ジョシュ、川嶋、長谷川、鈴木、ウィリアムでスタート。開始29秒、富山・スミスにオフェンスリバウンドから先制され、続けて宇都にジャンパーを許す。その後もオフェンスが重く得点は阻まれ、富山・ハーンドンに1on1から失点。ジョシュが高速のドライブでファウルを奪うもフリースローは決まらず、すぐさま富山・スミスにバスケットカウント&ワンスローを献上。残り6分45秒で0-9と差をつけられる。しかしその後、川嶋、ジョシュがドライブで崩し連続得点。さらに鈴木が速攻からファウルを奪いフリースローを2本。富山・宇都に個人技を許すも、ウィリアムのカットインに川嶋がノールックで合わせて加点。同4分15秒で8-11と追い上げていく。その後素早いボールシェアからウィリアムが得点し3点差を保つが、富山・スミスのゴール下や船生の連続3点打で失点。同2分28秒で12-21と再び9点差をつけられタイムアウトを取る。その後攻守の勢いを再燃させ、ジョシュがドライブ、田渡がジャンパーで応戦。終盤に失点するも、残り4.1秒のスローインから岡田がバックカットでタフショットを決め切り終了ブザー。18-23と5点差で第1Qを終える。

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2Q
ファウルからリズムを崩し連続11失点

立ち上がりは攻め手を阻まれ苦戦するが、開始1分21秒に太田のハンドトス→田渡の先制3Pシュートで2点差にすると、続けてウィリアムとのピック&ロールから寺園が得意のジャンパー。23-23の同点に追いつく。その後富山・スミスのティップインなどで4点差にされるも、ウィリアムの鋭いパスから田渡が3Pシュート。さらにタフなディフェンスでボールを奪い、寺園→太田のアーリーオフェンスで得点。残り6分17秒で28-27と逆転する。その後もタフに失点をしのぐが、素早い連係から富山・大塚の3点打などを許し連続5失点。28-32でオフィシャルタイムアウトに入る。その後もタフに自陣を守り、鈴木→太田の合わせで得点するも、次第に富山の攻守に対応が後手になり、フリースローやカウント&ワンスローを奪われ主導権を献上。タイムアウトで立て直しを図るも流れは戻せず、ボーナススローも与えて連続11失点。同58.2秒で30-43と13点差をつけられてしまう。その後、ジョシュがフリースロー1本、終了間際に鈴木がジャンパーを沈めタイムアップ。このクォーターでも15-21と差をつけられ、33-44の11点差で前半を終える。

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3Q
効率よく得点を決められ、点差を広げられる

開始11秒、富山・船生にドライブから先制され、さらに船生に3点打を献上。その後も攻守はリズムに乗れず、連続でフリースローを与えて失点。開始1分51秒で33-53と点差を20に広げられてしまう。その後川嶋が3Pシュートを沈めるなどするも、富山のインサイドの連係を止められずカウント&ワンスローなどで失点。田渡が技ありのドライブで得点するが、イージーショットを落とすなどし、チャンスは富山の得点に。残り4分52秒で2つ目のタイムアウトを取り、田渡のアシストからジョシュがダンクを沈めてフェニックスらしく得点するも、富山・阿部に3点打を献上。同4分23秒で63-41とこの日最大の22点差をつけられてしまう。その後ジョシュがフリースローやドライブで加点し、3-2ゾーンを敷いて対応するも3点打を沈められるなどし点差は詰まらない。終盤、なんとか失点を回避し、相手ミスを誘ってチャンスを作ると、ジョシュ→太田のミドル、田渡→川嶋の3Pシュートで得点。しかし、このクォーターも19-24とリードされ、52-68の16点ビハインドで最終クォーターに入る。

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4Q
主力のファウルトラブルも響き猛追も叶わず

開始19秒、富山・比留木に先制される。その後、太田がミドル、ジョシュがポストアップから得点。速い連係から失点するも、鈴木がドライブから得点。じりじりと追い上げていく。その後も激しい攻撃で相手ファウルを奪いながら形を作り、ジョシュのアシストから太田がミドルショット。タイムアウトを取った富山の攻撃も24秒バイオレーションで阻み、鈴木→ウィリアムの連係で得点。残り6分55秒で62-72と10点差に迫る。しかし、富山・スミスの1on1や宇都のドライブを許し、攻撃は得点に至らず。62-76でオフィシャルタイムアウトに入る。タイムアウト明け、ジョシュがスピンムーブから加点するが、続く守備で鈴木の個人ファウルが5つとなりファウルアウト。太田がフリースロー2本で加点するも、ショットクロックギリギリで失点。同3分43秒で66-78とされタイムアウトを使い切る。その後、ウィリアムもイリーガルスクリーンからファウルアウトとなりインサイドに苦戦。速い攻撃からファウルを奪い、ジョシュがボーナススローで加点するが、富山にもカウント&ワンスローを許すなどして連続失点。10点差に詰めるが再び離される展開が続く。最終盤、菅野が気持ちの入った3Pシュートを連続で沈めるも、巻き返しは叶わずゲームセット。76-88と12点差で敗戦し、連勝記録は3でストップした。

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ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

藤田弘輝

自分たちが25回ファウルをして、相手が28本フリースローを打って、これではゲームになりません。いい時も悪い時も審判にイライラしてしまった試合でした。Bリーグの主役はレフリーでもコーチでもなく、選手たちが主役です。選手たちは堂々としっかりと次の試合もプレーしてほしいです。

選手コメント

SG

田渡 修人

自分たちのやるべきことに集中できなくて、違うところと戦ってしまったり、そういうところからいろんな所がちょっとずつズレてきて、それが88点という失点にもつながった。切り替えの部分などちょっとしたところで遅れてしまったりとか、うちがやるべきことを徹底できないっていう遂行力の低さが今日は出たかなと思います。
(中地区首位の新潟と対戦するが、週末に向けて意気込みを)
新潟さんはとても強いチームなんですけど、自分たちのやるべきことを40分間2400秒やり切れば、絶対に勝てるチャンスはあると思う。逆にそれを1秒でも遂行できなかったりすると、そのチャンスはなくなってしまうと思うので、全員が2400秒最後の最後まで集中したい。悪い時間帯も出てくると思いますが、チーム一つになって戦って、絶対に勝たなければいけない。10連戦の最後ですし、しっかり浜松で勝って、いい流れにつなげていきたいと思います。

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