川嶋、長谷川、鈴木、セドリック、ウィリアムでスタート。開始15秒、三河・金丸にミドルショットで先制されるが、すぐさまセドリックがフリースローを奪い、残り7分50秒には川嶋が緩急をつけたドライブで魅せ3-2とリードする。その後も三河をタフショットに抑え、鈴木とのピック&ロールからウィリアムがジャンパー。しかし三河・金丸にも得点され拮抗勝負が続く。その後シュートがなかなか決まらず、速攻やバスケットカウント&ワンスローを許し連続失点。同4分31秒で5-9とリードされタイムアウトを取る。しかしその後もシュート精度が上がらず、フリースローやゴール下の連係を許して失点。同2分28秒で5-13と8点差をつけられる。それでも我慢の守備からリバウンドを奪うと、鈴木が前線の川嶋につないでファストブレイク。三河・バッツにゴール下を制されるも、田渡→シモンズの合わせで得点。食らいついていく。しかし、同1分30秒に三河・岡田にカウント&ワンスローを与え、寺園がジャンパーを沈めるも、三河・金丸が3点打。同43秒で11-21と点差を10点差に広げられる。その後、岡田→ウィリアムの合わせで応戦し、13-21と8点ビハインドで第1Qを終える。
開始13秒、寺園→田渡のミドルショットで先制する。その後三河・バッツにオフェンスリバウンドから得点されるが、寺園がジャンパー。しかし、三河・岡田のドライブなどで連続失点し、開始1分51秒で17-27と再び10点差をつけられる。しかし、太田が1on1からレイアップを沈め、タフな守備で失点をしのぐと、田渡→セドリックのカットイン、田渡→ウィリアムの合わせでスコア。連続6得点で4点差に縮めると三河はタイムアウトを取る。その後フリースロー1本を許すが、セドリックが1on1から得点。残り5分43秒で25-28と1ゴール差に迫る。その後は両者ファウルが嵩み、オフィシャルタイムアウトを挟むもスコアは伸びず重い展開に。三河にオフェンスリバウンドを取られ続けるが、我慢でしのぎチャンスを作っていく。しかしシュートはリングを通らず、同2分20秒にタイムアウトで立て直しを図るも、素早い連係を許して失点。川嶋が果敢なドライブからボーナススローを奪うが1/2本と点差が縮まらない。さらに三河・狩俣に3点打を許し、ラストポゼッションも三河の守備に阻まれタイムアップ。このクォーターは13-13と拮抗し、26-34と8点差変わらず前半を終える。
開始13秒、三河・金丸にフローターで先制され、続けて速攻から金丸に失点。開始44秒で26-38とこの日最大の12点差をつけられる。しかし長谷川がレイアップを沈め、セドリックがダンクで加勢。その後もハードな守備で三河の攻め手を奪い続け、セドリックとの合わせから川嶋がドライブ、残り6分48秒には鈴木がスティールをウィリアムにつないで速攻レイアップ。34-38と追い上げていく。その後三河・バッツに得点されるが、ファストブレイクを含めて鈴木が連続得点。再び三河・バッツにインサイドを崩されるも、同4分21秒には川嶋がスティールし、全員でパスをつないでセドリックが得点。40-42と迫ると三河はタイムアウトを取る。しかしハードな守備で三河の攻撃を封じ、ウィリアムがファウルを奪ってフリースロー2本で同点に。さらに三河のターンオーバーを誘うと、川嶋との連係やオフェンスリバウンドからウィリアムが連続得点。同2分50秒で46-42と逆転リードを奪う。しかしその後三河・岡田にコーナースリーを許し、攻め手を崩され得点は停滞。同45秒には三河・西川に3点打を決められ46-48と再逆転されるが、すぐさま川嶋のキックアウトから太田がミドルで応戦。このクォーターで22-14と勢いに乗り、48-48の同点に追いつき最終クォーターに入る。
開始14秒、田渡がドライブで先制する。その後は両者ファウルが重なりフリースローの展開となるが、開始1分52秒、三河・熊谷にドライブで制されスコアが動き出すと、岡田のキックアウトから田渡が3Pシュートで応戦。しかし三河・バッツに1on1から返され、残り7分24秒で54-54と点の取り合いとなる。その後も手に汗握る展開が続き、同5分55秒には岡田のバックカットに田渡がつないで得点。三河・金丸にミドルで返されるも、寺園のアグレッシブなリバウンドからウィリアムが得点。59-56と3点リードしオフィシャルタイムアウトに入る。その後もオフェンスリバウンドを許して失点するも攻守で粘り、川嶋との合わせからウィリアムが得点。さらに川嶋がスティールをそのまま運んでレイアップ。同3分27秒で63-58と5点差をつけると三河はタイムアウトを取る。タイムアウト明けも点の取り合いとなり、ツーメンプレーから川嶋、ウィリアムが得点。しかし三河・熊谷に連続で3Pシュートを許し、同1分59秒で67-66と1点差に迫られる。しかし焦ることなく、鈴木や川嶋とのピック&ロールからウィリアムが連続得点。同1分4秒で三河が最後のタイムアウトを取るも、集中を切らさず三河の攻撃を封印。最後は岡田のスティールで勝負あり。71-66と5点差で三河を破り、ホーム2連勝を決めた。
ヘッドコーチコメント
藤田弘輝
試合後にも言いましたが、前回本当に悔しい負け方をしたので、今日はやり返してやろうという強い気持ちでチームがバスケットをしてくれた結果、ディフェンスで勝ち切れたフェニックスらしいバスケットだったと思います。
選手コメント
川嶋 勇人
前回の反省だった日本人選手2人を止めることが僕たちの目標だったので、それはできたんじゃないかなと。またオフェンスではチームでボールを回して、いろんなところで得点を散らすことができたので、いいバスケットができたんじゃないかなと思います。 (金丸選手へのいいディフェンスがあったが自身の評価は) 僕だけじゃなくてチームで守ってくれました。正直僕が休んでいる時も慎吾さんがめちゃくちゃ頑張ってくれましたし。ピックのところでもウィルとかセド、そしてアツさんもワンステップ上がってきて相手に打たせなくしてくれたので、数字的には僕のような感じになってますけど、みんなで守れたと思います。 (明日に向けての戦い方は) 負けられない試合が続くので、明日も今日みたいにディフェンスをガンガンやって、みんなで走って、みんなでボールをシェアして、チームバスケットをして勝ちたいと思います。
選手コメント
ウィリアム・マクドナルド
今日まず勝ちきったことが本当に大事なことだと思います。チームとして練習してきたことを遂行し、それを表現しきった結果、こういう勝ちにつながりました。とても価値のある勝利だと思います。 (第4Qの勝負所で連続シュートを決めきるなど活躍が光った。ご自身が意識したことは?) それはバスケットボールのゲームの中で、いくらでも起こりうることで、自分は自分のショットを打ち続け、今日は入っただけだと思います。もしかしたらあのショットも全部外れていた可能性はありますし、それが相手によって自分のショットを打ち続けなくてはならない展開だったので、今日は自分が決めきった、それだけだと思います。