第2Qで停滞するも、タフなディフェンスから速いバスケを展開。強気の攻守でGAME1のリベンジを果たし長い連敗から脱出!

1Q
高確率でスコアし大量リードでスタート

ジョシュ、川嶋、太田、鈴木、セドリックでスタート。立ち上がりは攻守ともに硬く、開始56秒に大阪・ギブソンにドライブ、1分28秒に木下にミドルショットを許して先制される。しかしその後太田がドライブで魅せ、川嶋がスティールをセドリックにつないで速攻ダンク。さらにタフなディフェンスで大阪の攻め手を封じ、川嶋がジャンパー、ジョシュが3Pシュートと好調にスコア。残り5分41秒に大阪がタイムアウトを取るも、鈴木がセドリックや太田とのツーメンプレーでリズムを作り、太田のジャンパーなどで加点。連続12得点で、同4分48秒で12-4と8点差をつける。その後大阪・ギブソンのドライブなどで失点するも、川嶋→ジョシュの合わせ、川嶋のドライブなどで連続得点。さらに鈴木が速攻レイアップ、3Pシュートと勢いに乗り、同1分33秒で23-10と13点差をつける。終了間際にジョシュがアイソレーションからレイアップを沈めるも、大阪・木下に3点打を決められタイムアップ。25-13と12点リードで第1Qを終える。

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2Q
9-21とまたもや失速。同点に追いつかれる

開始早々、大阪・ファイにドライブから連続失点。寺園がジャンパーで応戦するも、再び大阪・ファイ、ハレルソンに1on1から失点。残り7分57秒で27-21と6点差に迫られタイムアウトを取る。その後太田のピックから寺園がジャンパーを沈めるも、ミスが重なり得点は停滞。大阪・ハレルソンを起点にした攻撃を止められず、同4分55秒には大阪・畠山に3点打を献上。30-26と4点差に詰められオフィシャルタイムアウトに入る。その後もシュートはリングに弾かれるが、同4分14秒、川嶋がスティールを田渡と運び速攻レイアップで得点。しかしオフェンスのリズムを大阪に断たれ、大阪・吉井の速攻レイアップなど連続6失点。同2分29秒で32-32とついに同点にされタイムアウトを使い切る。終盤も、失点を封じるものの得点も阻まれ、同57秒にセドリックが1on1から得点するが、すぐさまフリースロー2本を献上。残り時間も得点には至らず、このクォーターで9-21と失速。34-34と同点にされ前半を終える。

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3Q
堅守から連続得点で畳み掛け再び12点のリード

開始36秒、大阪・木下の先制ジャンパーで逆転される。しかしその後タフな守備で失点を封じると、川嶋との合わせから太田がバスケットカウント&ワンスローを奪取。さらに相手のテクニカルファウルでフリースロー1本を加点する。その後も攻守で勢いに乗り、セドリックの1on1やジョシュの高速ムーブで連続得点。残り7分1秒に大阪がタイムアウトを取るも、ターンオーバーを誘う守備でボールを奪い、太田、鈴木が得点。連続14得点で一気に差をつけ、同5分46秒で48-36と再び12点リードを奪う。その後大阪・ハレルソンに失点しターンオーバーを誘引されるも、鈴木がインバウンドボールをスティールしレイアップ。さらに鈴木との合わせから太田がミドルを沈め主導権を握っていく。その後相手ファウルに攻撃を止められ、大阪・藤高のドライブなどで失点するが、同2分43秒には川嶋が3Pシュートを沈め、56-43と13点差に。終盤も全員でボールをシェアして得点し、同4秒にはジョシュがアイソレーションからレイアップを沈め14点差をつける。しかし、大阪・吉井にレイアップを許し終了ブザー。このクォーターで28-16と稼ぎ、62-50と12点差で最終クォーターに入る。

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4Q
大阪の猛追から逃げ切り、連敗をストップ

開始16秒、大阪・長野にジャンパーで先制される。その後大阪のゾーンディフェンスの隙を突き田渡が3Pシュート。しかし大阪・長野にカウント&ワンスローを与え、10点差でゲームが推移する。その後セドリックがオフェンスリバウンドを押し込み、さらに1on1から得点。しかし、大阪・ギブソンにも3点打など連続失点し、69-60と点差が1桁に。ファウルも嵩み、残り6分44秒でタイムアウトを取る。しかしその後も大阪のタフな守備に得点は封じられ、鈴木がフリースロー2本で加点するも、大阪・ギブソンに連続失点。同3分50秒にもタフショットを沈められ、71-66と5点差に詰められオフィシャルタイムアウトに入る。その後も大阪のハードな守備に攻めあぐねるが、失点を回避すると、同2分35秒にジョシュがタフなジャンパーを沈め流れを誘引。その後も大阪の激しい攻守に我慢を続け、同1分19秒、ジョシュのアイソレーションからセドリックがダンクを叩き込み75-66と9点差に。大阪は最後のタイムアウトを取る。最終盤も大阪の猛攻をなんとかしのぎ、川嶋がオフェンスリバウンドをタップし加点。終了間際に大阪・長野に3点打を許すが、77-69の8点差で逃げ切り勝利。10試合ぶりに勝ち星を獲り、2月2日から続いた連敗を9で止めた。

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ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

藤田弘輝

長い期間の連敗中だったのですごく苦しい時期でしたが、やっとチーム一丸となって、ディフェンスを頑張って勝ち取った勝利だったと思います。昨日の敗戦後に選手たちがしっかり話し合い、今日本当に全員が気持ちを持ってディフェンスを頑張ったことが勝利につながったと思います。これからしっかりとチーム一丸となって今日のような試合を、今日のような時間帯を長く維持できるようにやっていきたいと思います。

選手コメント

PG

鈴木 達也

今日はフェニックスらしいバスケット、全員が守って全員でリバウンドに行って、トランジションで走ってというバスケットができた試合だったんじゃないかと思います。
(昨日の敗戦から今日もっとも心掛けたこと、修正を意識したことは?)
昨日はHCの話にもあったように本当にエクスキューションレベルが低かったです。選手がそこをどれだけ追求できるか、小さいところまでどれだけ体現できるかという点を意識しました。細かいミスをしっかり減らせるように全員が意識しました。
(個人としても気合が相当入っていたと思うが、ご自身の評価は?)
僕だけじゃなくて、本当に今日全員がこの試合に懸ける思いが強かったと思うので、それを全面的に表現したいという思いはベンチメンバーも含めてありました。まずは僕がアグレッシブにディフェンスなりトランジションなりっていう意識を見せて、周りがみんな付いてきてくれたというのが非常によかったと思います。得点、アシストもバランスよく、みんなシュートタッチもよかったので、バランスよくチームをコントロールできたのがよかったかなと思います。
(残りの試合に向けて、もっともやるべきことは?)
バスケットは気持ちがすべてなわけではないですが、まず気持ちがないとスタートラインに立てないので、本当に今日のような気持ち、しっかりとした気持ちを作って、チャンピオンシップに向けて残り試合全部勝つつもりで、一つひとつを大事にブースターのみなさんと戦っていきたいと思います。

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