堅守から走るバスケを徹底。クロスゲームから逆転リードを奪うも、最終盤のチャンスを生かせず悔しい黒星。

1Q
好調の攻守でスタートを切るも徐々に接戦に

ジョシュ、川嶋、鈴木、ウィリアム、田渡でスタート。開始20秒、川嶋がオフェンスリバウンドを押し込み先制すると、続けて川嶋がスティールから田渡へつなぎ速攻3Pシュート。リードを奪う。すぐさま川崎・マクリンに1on1で制されるも、田渡がブザービーターでロング3ポイント。勢いに乗った攻守でスタートする。その後、川崎・ファジーカスに得点を許すも、ウィリアムが応戦。川崎の個人技に連続失点するが、残り5分29秒、田渡が3本目となる3Pシュート。15-10とリードを保つ。その後は両者堅い守備で自陣を守るが、同3分53秒、鈴木がスティールからワンマンで運びバスケットカウント&ワンスローを奪取。8点差をつける。しかし川崎の素早い連係を許し失点。オープンショットやフリースローも精度を欠き、その間に連続8失点。同1分25秒で18-18と同点に される。終盤、ジョシュがカウント&ワンスローを奪うも、セカンドチャンスを連続で許し失点。21-20と1点リードで第1Qを終える。

''

2Q
川崎の個人技を止められず逆転リードを許す

立ち上がりのゾーンディフェンスで川崎をタフショットに導き、開始31秒、太田のフリースロー1/2本で先制する。すぐさま川崎・マクリンに1on1から同点にされ、その後は得点が止まるが、太田のリバウンドからジョシュが速攻レイアップを沈め再びリード。その後は激しくポゼッションが入れ替わり、残り5分18秒で28-28と一進一退の攻防を展開する。しかし同4分33秒、ターンオーバーから川崎・マクリンにドライブから失点。28-30でオフィシャルタイムアウトに入る。タイムアウト明け、速い連係から失点するが、ウィリアムがゴール下で加点。川崎・長谷川に3点打を許すも、鈴木がペネトレイトで奮起。しかし、川崎・篠山にカウント&ワンスローを与え、同2分47秒で32-38と6点差をつけられる。その後も川崎・ファジーカスにカウント&ワンスローを奪われるが、田渡の4本目の3Pシュートやジョシュのペネトレイトで得点。同8秒で39-41と1ゴール差に猛追する。しかし川崎・青木にブザービーター3点打を決められ、39-44の5点差で前半を終える。

''

3Q
走る全員バスケで効率よく得点し点差を縮める

開始13秒、ジョシュ→ウィリアムのゴール下で先制する。すぐさま川崎・ファジーカスにミドルショットを許すが、ジョシュが応戦。素早いパス回しから連続失点するも、鈴木→田渡のファストブレイクで得点。残り8分で45-50と点差をキープする。その後も、川崎・藤井を軸にした速い連係やファジーカスのロングショットを止められず失点するが、ウィリアムのフックシュート、ジョシュのドライブなどで得点。同4分42秒には鈴木→田渡→川嶋の流れで速攻レイアップを沈め、続いて川嶋→ウィリアムがファストブレイク。同4分10秒で55-60と食らいついていく。その後アグレッシブな守備を再燃させ失点をしのぐと、鈴木と川嶋がスピードでイニシアチブを握り、川嶋がドライブから連続得点。同1分49秒で59-61と2点差に詰める。その後、川崎・ファジーカスに失点するが、ジョシュ→太田のゴール下で加点。しかし川崎・篠山にもジャンパーを許し、残るポゼッションも得点に至らずタイムアップ。61-65と点差を4に詰めて最終クォーターに入る。

''

4Q
シーソーゲームとなるが、残り8.7秒に逆転され敗戦

開始26秒、太田が先制ジャンパーを沈めて2点差に迫り、ハードな守備で失点も阻止。開始1分45秒にはジョシュ→ウィリアムとつないで65-65と同点に。川崎はタイムアウトを取る。タイムアウト明け、渡邊がアグレッシブなプレッシャーで川崎の8秒バイオレーションを誘いチャンスを作ると、渡邊のパスから太田がロングショット。残り7分17秒で逆転する。すぐさま川崎・青木に3点打を許すが、太田がミドルで応戦。さらにジョシュ、ウィリアムが得点し、川崎・ファジーカスに得点されるも、川嶋がドライブからフェイダウェイショットを沈め、同5分で75-71。4点リードでオフィシャルタイムアウトに入る。その後、川崎・マクリンに個人技を許し、勢いが増した川崎の守備に得点は阻まれ、ファウルも量産。同2分2秒にはオフェンスリバウンドを押し込まれ、76-77と再び劣勢に。フェニックスはタイムアウトを取る。その後ウィリアムがカウント&ワンスローを奪い再逆転。川崎・篠山にドライブから同点にされるが、太田とのピック&ロールからジョシュがレイアップ。同1分20秒で81-79と逆転劇が続く。最終盤、ファウルやルーズボールが続くタフな展開となるが、相手ファウルから得たボーナススローは0/4本と精度を欠き、奪われたリバウンドは川崎・篠山の3点打に。同8.7秒で81-82と逆転されタイムアウトを取る。しかしラストポゼッションも決勝点にはならず、同0.4秒にボーナススロー1本を与えてゲームセット。81-83と逆転負けを喫した。

''

ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

藤田弘輝

これ以上のゲームはできないと思いました。選手たちはよく頑張ってくれました。あとは勝ちきるだけでした。
(今日の試合の良かった点は?)
ディフェンスの約束事を粘り強く遂行しきれたことは大きなポイントの一つです。ファジーカス選手のシュートがあれだけ高確率で入りましたが、我慢し続けてディフェンスを頑張ったところと、後半はとくにピック&ロールのファジーカス選手との駆け引きも上手くできたと思います。マクリン選手も、ファジーカス選手が乗ったのでウィリアムとマッチアップを変え、そこでマクリン選手が狙ってきたところをチルドレスがいいディフェンスをしてくれたりと、たくさんのいい要素があったので満足してます。
(いいディフェンスをしても決められてしまい、苦笑いするシーンがあったが?)
もしあの止め方を知っている人がいれば教えてください(笑)
(ボールシェアについて、ハーフタイムで何か指示はあったか)
仰るように、とくに第2Qのオフェンスが自分たちらしくないオフェンスでした。ボールと人が動いておらず、アイソレーションばかりでしたので、そこはしっかりチームに伝えて、ボールと人を常に動かして全員で攻めようと伝えたところが一つです。それと同時に、後半は選手がよく走ってくれたと思います。メイクショットの後でもプッシュして、僕らのアーリーオフェンスにつなげたりと、テンポよくバスケットができたので、明日は最初からそれができるようにしたいです。

選手コメント

C

太田 敦也

悪くなかったと思いますが、一つのシュートだとかディフェンスのミスだとか、そういうものがやっぱり最後の結果につながった試合だと思っているので、もう少し自分の精度をあげて、細かいミスを少なくしていかないといけないと思います。

ハイライト動画