GAME1同様の布陣でスタート。立ち上がりにリズムを崩すが、開始51秒、田渡→ウィリアムの連係で先制する。すぐさま名古屋D・カミングスのドライブを許すも、ウィリアムが得点。名古屋D・中東に3点打を許すが川嶋が応戦と点の取り合いが続く。その後、名古屋D・安藤に連続3点打を許し、残り6分40秒で6-11と差をつけられるが、すぐさま川嶋のパスから田渡が3点打返し。さらにスローインをジョシュがダンクで沈め同点にする。オフェンスの流れを掴むと、ジョシュがスティールをそのまま運んで速攻レイアップ。素早い連係から失点するも、鈴木→ウィリアムのミドルで加点し、同4分27秒で15-13。1ゴールの攻防が続く。その後フリースロー2本を与えるが、田渡が2本目の3Pシュートを沈め同2分53秒で18-15とリードをキープ。しかし、終盤は攻め手を阻まれ、守備に転じてはドライブや連係で崩され連続8失点。18-23と5点ビハインドで第1Qを終える。
開始11秒、寺園がミドルジャンパーで先制し、続けてウィリアムが1on1からファウルを奪いフリースロー1本を加算。1ゴール差に詰める。その後ミスなどからチャンスロスし3点打を許すが、相手ミスを誘って攻撃権を奪うと、太田がドライブから得点。守備では3-2ゾーンディフェンスで無失点に抑えていく。一方で、名古屋Dのゾーンにも攻めあぐね我慢の時間帯となるが、長谷川がミドルジャンパーでこじ開け得点。しかし名古屋D・菊池にタフショットを沈められ、25-28でオフィシャルタイムアウトに入る。タイムアウト明け、寺園が3Pシュートを沈め同点にすると、続けて岡田のコーナースリーで逆転。引き続きゾーンディフェンスで失点を回避する。しかしその後名古屋D・小林に3点打を許し、ミスやファウルで流れが名古屋Dに。タイムアウトで立て直しを図るが、名古屋D・中東に3点打。鈴木がドライブで気を吐くも、ゴール下の連係を許して失点。残り1分16秒で33-36と1ゴール差が縮まらない。しかし、鈴木→ウィリアムの冷静な合わせで得点し、川嶋のスティールやオフェンスリバウンドで勢いを戻すと、鈴木が緩急をつけたドライブで追加点。このクォーターで19-13と粘り、37-36と逆転リードして前半を終える。
開始9秒、速い連係を許して名古屋D・安藤に先制されるが、すぐさまウィリアムが得点。名古屋D・カミングスにドライブを許すも、田渡→ジョシュのアタックで応戦し、さらに川嶋がスティールでチャンスを作り、鈴木が3Pシュートで加点。続けて鈴木がスティールを奪うと、ジョシュのアシストから川嶋が3Pシュート。連続8得点で勢いに乗り、残り7分55秒で49-40と9点差をつけると名古屋Dはタイムアウトを取る。しかしその後もゾーンディフェンスで粘って失点を阻み、川嶋が緩急をつけたドライブで得点。さらに鈴木がペネトレイトで崩し、同6分12秒で53-42と2桁点差をキープする。その後、個人技から失点するが、ジョシュがドライブからバスケットカウント&ワンスローを奪い、さらに鈴木のドライブからジョシュがミドル。タフな守備からチャンスを作ると、ウィリアムがミドル、鈴木のノールックパスからジョシュが得点。ルーズボールでも粘りを見せ、同1分36秒には田渡が3Pシュート。勢いに乗った攻撃で一気に畳み掛け、65-46とこの日最大の19点差をつける。終盤、オフェンスリバウンドを押し込まれ失点するが、太田がフリースロー2本を加算。このクォーターで30-14と圧倒し、67-50の17点差で第3Qを終える。
開始44秒、名古屋D・カミングスにスティール+速攻ダンクを許し先制されるが、すぐさま太田がフェイダウェイショットを決め切り返上する。しかしその後は名古屋Dのハードな守備に攻め手を奪われ、フリースローや3点打を許して失点。思うような攻守ができずノースコアの我慢が続くが、残り5分7秒、ジョシュがドライブで沈黙を破り71-57。点差をキープする。その後寺園が負傷退場しオフィシャルタイムアウトに入るが、その後も両者タフな守備を見せ得点は停滞。しかし同3分39秒、岡田のスローインから川嶋が加点。速い連係を許して失点するも、守備とリバウンドからチャンスを作り続け、再び岡田のスローインから川嶋がジャンプショット。同2分1秒で75-59とすると名古屋Dはタイムアウトを取る。最終盤、鈴木が時間を稼ぎながらコントロールし、太田、ジョシュがミドルで得点。残り1分を切ってから名古屋D・カミングスに連続6失点するも、第3Qでのリードを生かしてゲームセット。79-69の10点差で白星を収め、今季3回目の同一カード連勝を決めた。
ヘッドコーチコメント
藤田弘輝
ブラッキンズ選手が不在ということで逆にすごく難しい試合でしたが、選手たちが本当に集中して、エナジーを出して、我慢すべきところを我慢して戦ってくれました。名古屋さんのようなタレント性のあるチームに連勝できたということは本当に大きなことだと思うので、これをきっかけにもっともっとチームのバスケットをよくしていきたいです。
選手コメント
鈴木 達也
相手が昨日以上にディフェンス・オフェンスともにアグレッシブに来ていたので、昨日とはまた別の展開になったと思います。そこで僕たちがディフェンスの面ですごく我慢をして、流れが来たら思いきり走って、オープンショットをみんなが積極的に打つという、自分たちのやりたいバスケットができたと思います。もっと突き詰めれば、ディフェンスでもっと頑張れた部分はあったかと。相手の速いトランジションに対して、きっちりとみんながハリーバックして守るということをもっと遂行していけば、より勝利を重ねられるかと思います。
勝因は、ディフェンスで我慢できたことと、上手くいかない時、オフェンスも上手くいかないポゼッションが何回かありましたけど、そういう時でもフローを大事にして、チームとして戦えたことがよかったです。
(ゾーンディフェンスの時間が多かったが、ゾーンが効いていた。今日のディフェンスの評価は?)
ゾーンディフェンスはやっぱり声を出すことが大事。チームメイト同士でしっかりコミュニケーションをとるというのが、とくに名古屋さんみたいに3Pシューターが多いチームには大事だったので、そこを粘り強くできたのがよかったと思います。効果的にゾーンを組み込めたのがよかったと思います。