ジョシュ、川嶋、鈴木、ウィリアム、田渡でスタート。開始13秒、名古屋D・安藤にドライブから先制される。その後なかなかシュートが決まらず攻撃権を奪われると、3点打や速攻を許して連続失点。開始1分21秒で0-7と走られ、たまらずタイムアウトを取る。タイムアウト明け、ジョシュが高速のスピンムーブから得点し、B1通算1000得点を達成する。すぐさま名古屋D・カミングスに3点打を許すが、ジョシュがドライブで連続得点。さらに田渡→ウィリアムが速攻を決める。しかし再び、名古屋D・安藤にドライブ、張本に3点打を許し残り6分21秒で8-17。点差が縮まらない。その後もシュートはリングに弾かれ苦しい時間が続くが、鈴木のドライブ、田渡→ウィリアムの連係などで食らいつき、ディフェンスで我慢。名古屋Dをタフショットに導き、寺園→長谷川のジャンパーなどで得点。同1分38秒で18-22と点差を詰めていく。その後個人技から失点するも、守備とリバウンドで粘り、ウィリアムがオフェンスリバウンドを押し込み得点。さらに相手ファウルからチャンスを得、寺園がコーナースリーを沈めてタイムアップ。終盤で1点差に追いつき、23-24で第1Qを終える。
開始18秒、長谷川のアシストから岡田が先制3Pシュートを沈めて逆転する。すぐさま連続失点し再びリードを許すが、ハードな守備で相手ミスを誘い、岡田→ウィリアム、長谷川→太田の合わせで連続得点。残り7分4秒で30-29と1ゴールの攻防が続く。その後も3点打や速攻を許すが、ジョシュがドライブで得点。セカンドチャンスから3点打を沈められ7点差をつけられるも、川嶋のアシストから寺園がコーナースリーを沈めて応戦。同4分46秒で35-39としオフィシャルタイムアウトに入る。タイムアウト明け、川嶋がスティールを寺園につないで速攻を決めると、続いて川嶋が3Pシュートで40-39と逆転。名古屋D・安藤に連続失点するも、再び川嶋が3Pシュートを沈め、田渡→ウィリアムの合わせで加点。流れを奪って同2分34秒で45-42とすると名古屋Dはタイムアウトを取る。その後名古屋D・張本にフリースロー2本を許すも、川嶋→ウィリアムの連係、鈴木→田渡のファストブレイクなどで連続得点し、さらに名古屋Dを無失点に抑えると川嶋が3本目となる3Pシュートを沈め、終了間際には鈴木がドライブからレイアップ。勢いに乗る連続10得点で、このクォーター32-20と引き離し、55-44と11点差をつけ前半を終える。
開始15秒、名古屋D・カミングスに1on1から先制される。その後互いに得点が伸びず激しく攻守が入れ替わるが、ジョシュがドライブでバスケットカウント&ワンスローを奪取。しかし名古屋D・カミングスに再び崩され、両者の熱いマッチアップが会場を沸かせる。その後も互いにタフな守備を見せ得点は止まるが、鈴木が緩急をつけたドライブから得点。さらにウィリアムがオフェンスリバウンドをタップ。残り5分12秒で62-50と12点差をつけると名古屋Dはタイムアウトを取る。その後素早い連係を許すが、ウィリアムがフリースロー2本で加点。しかし、テクニカルファウルからのフリースローやゴール下の連係を許して失点。川嶋の4本目の3Pシュートやウィリアムの1on1で得点し12点差を保つも、名古屋D・笹山、中東に連続3Pシュートを献上。同2分15秒で69-63と6点差に迫られタイムアウトを取る。その後も名古屋Dの守備に攻め手を奪われ失点するが、長谷川の3Pシュートや寺園のフリースローで持ち直し、同2.4秒のスローインからジョシュがブザービーターミドルショット。75-67と8点リードで最終クォーターに入る。
開始13秒、ジョシュがドライブから先制し、続けてジョシュ→太田のゴール下の合わせで得点。再び12点差に広げる。その後、セカンドチャンスから失点するも、長谷川、岡田、寺園がドライブから連続得点。残り6分23秒で85-69と16点差をつけると名古屋Dはタイムアウトを取る。タイムアウト明けもゾーンディフェンスが機能しタフショットを誘引すると、岡田のアシストから太田がミドルで得点。名古屋D・中務に3点打を許すも、長谷川→ウィリアムの連係で加点。しかし再び名古屋D・中務に3点打を沈められ、89-75。14点差でオフィシャルタイムアウトに入る。タイムアウト明けも守備を弛めず、長谷川がドライブから得点。B1通算1000得点を上げる。その後、個人技を許し失点するが、寺園のフローターなどで得点。素早い連係から失点するも、ジョシュ→ウィリアムがゴール下で魅せて得点。最終盤もオフェンスの勢いは止まらず、菅野→太田、寺園→太田と巧みなパス回しから連続得点し、同24秒には長谷川がスティールをそのまま運んで速攻レイアップ。連続8得点で105-83とこの日最大の22点差をつける。その後終了間際に名古屋D・菊池に3点打を許してゲームセット。105-86とハイスコアゲームを制して快勝。ジョシュ、寺園、川嶋、長谷川、太田、ウィリアムの6人が2桁得点し、ジョシュと長谷川がB1通算1000得点を達成。チームアシスト29本(今季最多タイ)と全員バスケが機能し、今季最多の100点ゲームで西地区2位の強豪を退けた。
ヘッドコーチコメント
藤田弘輝
出だしこそよくなかったのですが、最初のタイムアウト後に選手たちが本当によくレスポンスしてくれて、ディフェンスもオフェンスも今日はフェニックスらしいバスケットができた、とてもいい試合だったと思います。
(そのタイムアウトのときに、具体的にどんな指示・話を?)
具体的には言えませんが、やられてはいけないディフェンスの遂行のところを3回連続でやってしまって、それが相手の7-0のランにつながったので、そこはちょっと強めに選手たちにエナジーを持ってプレーするように伝えました。 具体的な指示は何もしなかったので、そこは選手たちがしっかりコミュニケーションをとって遂行してくれたと思います。
(今季初の100点ゲームの要因は?)
全員で攻めれたことだと思います。とくに寺園選手だったり、長谷川選手だったり、太田選手だったり。彼らが2桁得点したというのはすごくチームにとってはいいサインだと思いますし、全員でボールをシェアできている証拠だと思います。29のチームアシストに対しての5ターンオーバーはすごくいいオフェンスなので。あとはシュートがよく入りました。
選手コメント
長谷川 智伸
今日はすごく我慢の時間帯も多かったと思うのですが、チーム全員でしっかりチームのコンセプトを守ってディフェンスやオフェンスができた結果、最終的に終盤で点差が開く場面が作れたのでよかったと思います。
(チームとしての勝因は?また課題はあるか)
名古屋さんは特徴的に3Pシュートが多いということと、速い展開のバスケットをされるので、しっかりそこについていってチーム全員でルール通り守って、チームで攻めようという話をしていたので、しっかりそれが遂行できたのが勝因だと思います。 課題という課題はあまりないと思いますが、まだまだチームルールの遂行力を100%に近付けていかないといけないとは思います。
(個人の評価を。意識していたことはあるか)
いつもなんですけど、常に強気でアグレッシブにプレーしようとは思っています。まずは相手のシューター、得点源をしっかり抑えることと、オフェンスでは効率よく得点するように意識がけました。
(B1通算1000得点に達した率直な感想を)
あまり個人的に意識していなかったのですが、結果的にはチームも勝てたし、古巣相手に1000得点を達成したというのはすごく嬉しいことなので、よかったと思います。