ジョシュ、太田、鈴木、ウィリアム、田渡でスタート。開始41秒に福岡・遥にミドルショットで先制される。その後インサイドアウトの攻撃で福岡のゾーンディフェンスを崩すもシュートはリングに弾かれ、続けて福岡・ジェイコブセンに1on1から失点。しかし鈴木がスティールを速攻で運び、ジョシュにつないでレイアップ。個人技を許して失点するも、勢いに乗った鈴木が連続アシストで魅せ、ウィリアム、太田が得点。残り5分1秒で8-10と互角の展開を見せる。その後、福岡・ローソンにバスケットカウント&ワンスローを与えるなどし7点差に広げられるが、ジョシュの連続得点などで食らいつき、同1分44秒には川嶋の3Pシュートで17-17の同点に。しかし終盤は得点が伸びず、福岡・ジェイコブセンにインサイドを制され4失点。17-21と4点ビハインドで第1Qを終える。
開始27秒、福岡・小林にオフェンスリバウンドから先制点を許し、続けざまに速攻で運ばれ失点。開始1分8秒でフェニックスはタイムアウトを取る。しかし福岡のゾーンディフェンスに攻めあぐね、その間に連続失点。残り7分52秒で17-29と12点差をつけられる。その後も相手ゾーンを攻略できず、得点は太田とウィリアムのフリースローのみ。同5分53秒にはイージーな連係を許し、19-32。13点差をつけられてしまう。しかしすぐさま寺園が3Pシュートを沈め、守備でも我慢。オフィシャルタイムアウト明けには川嶋がスティールでチャンスを作り、再び寺園が3Pシュート。7点差に縮める。その後得点が伸びず我慢が続くが、タフな守備で失点も防ぎ、同1分39秒に岡田→田渡の連係で得点。さらにジョシュがオフェンスリバウンドを押し込み連続10得点。同55秒で29-32と3点差まで追い上げる。しかしその後もインサイドを制され、終了間際にカウント&ワンスローを献上。このクォーターも14-16とリードを許し、31-37の6点差で前半を終える。
開始22秒、ジョシュ→太田のバックカットで先制する。しかしその後、福岡・ジェイコブセン、ローソンにインサイドを崩され、さらにタフショットを誘引されて速攻を許し、悪い流れで連続8失点。残り7分14秒で33-45と再び12点差に離されタイムアウトを取る。その後ジョシュがオフェンスリバウンド、鈴木がフリースローで加点。福岡にゴール下を許すも、田渡→ウィリアムの連係、ジョシュのドライブ、鈴木→川嶋の速攻などで連続8得点。同4分14秒で45-47と2点差に追い上げる。しかしすぐさま福岡・城宝に3点打を献上。素早いパス回しからウィリアムが得点するも、福岡・津山が3点打。同2分13秒で47-53と点差が縮まらない。しかし、川嶋の速攻レイアップやフローターでじりじりと追い上げ、同36秒にはジョシュのジャンパーで54-53とついに逆転。さらに川嶋がドリブルでマークをかわし、ブザービーター3Pシュート。終盤の連続10得点で26-16と差をつけ、57-53の4点リードで最終クォーターに入る。
立ち上がりからタイトな守備で失点を封じ続け、開始1分42秒に寺園が3Pシュートで先制する。その後川嶋のスティールを起点にパスをつなぎ、再び川嶋が3Pシュート。残り7分27秒で63-53と10点差をつけると福岡はタイムアウトを取る。その後、素早い連係やフリースローを許すが、相手ミスを誘う堅守とアップテンポなフローオフェンスが再燃し、田渡と太田の連係や、太田のオフェンスリバウンドからのカウント&ワンスローで得点。さらにジョシュのスティールを起点に、川嶋が4本目となる3Pシュートを沈め、福岡の連続ファウルでチャンスを掴むと、田渡→ウィリアムの連係で得点。同3分27秒で73-57とこの日最大の16点差をつける。その後、福岡・小林に連続3点打など個人技を許すが、高速のボールシェアからのジョシュのダンクやウィリアムのオフェンスリバウンドなどで得点。終了間際にも田渡が2本のボーナススローを沈めてゲームセット。最終クォーターも22-14とディフェンスから勝負を決め、79-67の12点差で新年初ゲームを白星で飾った。
ヘッドコーチコメント
藤田弘輝
本当にディフェンスで我慢できた試合だったと思います。辛くて重い時間帯がたくさんありました。相手が35分間ゾーンをしてきて、いいシュートは打てているけtれど入らなかったり、オフェンスリバウンドを取られすぎたりしてしまい、試合の展開がすごく重かった。それでも我慢してディフェンスをし続け、リバウンド、とくに後半は全員で頑張って走れて、寺園選手と川嶋選手がオープンシュートをよく決めてくれました。うちのオフェンスがすごく勢いに乗ったと思います。太田選手も後半すごく良いプレーをしてくれました。チルドレス選手もアタックするところとさばくところのバランスがすごくよく、今日はチーム全員で勝ち取った勝利だったと思います。
選手コメント
川嶋 勇人
前半、相手のゾーンに苦しめられて重い展開になりましたが、後半にみんなでディフェンスを頑張って走れたのが勝てた要因じゃないかと思います。
(苦しい時間帯があったと思うが、意識したことは?)
やることは変わらないので、やはりディフェンス、リバウンド、トランジションというところで強度が低かったと思ったので、そこをみんなで修正したことで、ディフェンスして走れてという流れができたんじゃないかなと思います。
(シーズンハイの20得点ですが自身の評価は?)
ファウルが多かったというのがちょっと反省点で。やっぱりゾーンに対して、打てるところで打てなかったりとか、ちょっと遠慮してドライブに行ったりとか、そういう判断がまだ悪いところがあるのでそこは反省点としてありますね。
(連勝に向けての意気込みを)
やることは変わらないので。2019年のいいスタートが切れるように明日も勝って2連勝したいと思います。