GAME1同様の布陣でスタート。開始23秒、京都・モリスにダンクで先制されるが、すぐさま田渡が3Pシュートで返上。京都・サイモンに1on1から得点されるも、岡田との連係からウィリアムがミドル、続けざまにロバートがドライブ、鈴木がジャンパーと連続得点。残り7分40秒で4-9とリードする。その後セカンドチャンスから失点、ターンオーバーでリズムを崩すが守備から立て直し、ロバートがバスケットカウント&ワンスローを奪取。さらにタフに失点をしのぐと鈴木のドライブを起点にパスをつなぎウィリアムがミドル。同5分で14-6とすると京都はタイムアウトを取る。タイムアウト明けも堅守でミスを誘い、田渡との連係からウィリアムが得点。その後は両者ハードに守りスコアは停滞する。同1分45秒、京都・サイモンに1on1からバスケットカウントを奪われ、終盤はファウルが嵩むが、寺園→ウィリアムが冷静に得点。しかし終了間際、京都・内海に3ポイント時ファウルを奪われフリースロー3本を献上。18-14の4点リードで第1Qを終える。
開始10秒に寺園→ウィリアムの連係で先制。京都のインサイドをタフに封じると、太田のバックカットに川嶋が合わせ得点。さらにアグレッシブな守備で24秒バイオレーションを奪うなどし主導権を握る。その後京都のインサイドに連続失点するが、川嶋がブロックショットを起点に太田と速攻でつなぎ川嶋がレイアップ。残り7分22秒で24-18と点差をキープする。しかし徐々にファウルやターンオーバーが嵩み、タイムアウトで立て直しを図るも、京都のタフな守備に攻め手を阻まれ、フリースローも与えて失点。24-21の1ゴール差でオフィシャルタイムアウトに入る。その後、ロバートとウィリアムがインサイドの得点源を封じ、ロバートがドライブ、鈴木が3Pシュートやドライブで連続7得点。同2分40秒で31-21と10点差をつけると京都はタイムアウトを取る。その後京都はサイモンにボールを集め得点するも、ロバートとウィリアムの技ありの連係、鈴木→ロバートの速攻アリウープダンクなどで連続得点。終了間際にも田渡→ロバート→太田と素早くパスをつないで追加点。このクォーターで21-12と点差を広げ、39-26の13点リードで前半を終える。
開始11秒、鈴木のジャンプショットで先制する。その後インサイドを崩され失点するが、太田がミドルで加点。京都・モリスにフリースローを与えるも、人とボールが連動するパス回しからロバートが3Pシュート。フェニックスらしい攻守を崩さず主導権をキープする。その後相手ターンオーバーから攻撃権を得ると、ロバートがオープンでミドルを沈め、残り6分4秒で48-31。17点差をつけると京都は続けて2回のタイムアウトを使う。タイムアウト明けも失点を封じると、鈴木がディフェンスリバウンドをトップスピードで運び、田渡につないでファストブレイク。その後京都・晴山に3点打を許し、京都のゾーンディフェンスに手こずる時間が続くが、ロバートのゾーンアタック、岡田のジャンパーで連続得点。さらに岡田がドライブでファウルを奪いフリースロー2本を加算。同3分3秒で56-36とこの日最大の20点差をつける。その後は京都のゾーンに攻撃の芽を摘まれ得点は停滞。その間に京都・サイモンにゴール下を支配され失点。同49秒にもサイモンに3点打を沈められ連続7失点。このクォーターは17-17と拮抗し、56-43の13点差変わらず最終クォーターに入る。
開始9秒、京都・サイモンにドライブから先制される。その後相手ファウルからチャンスを得ると、ロバートのキックアウトから寺園が3Pシュート。すぐさま失点するも、再びロバートがドライブで相手ゾーンを崩し寺園につないで3点打。さらに長谷川が3Pシュートで加勢し、残り7分51秒で65-49と京都を引き寄せない。その後長谷川がバスケットカウントを奪うなどするが、同6分43秒、ウィリアムがファウルのジャッジに異議を示し、テクニカルファウルも宣告されてファウルアウト。しかし太田がドライブで奮起してファウルを奪い、京都・モリスもファウルアウト。両者外国籍1名の体制となる。ディフェンスで我慢を続けるフェニックスはその後もタフに守り、アーリーオフェンスからロバートが3Pシュート。さらにロバートがバスケットカウントを奪い、73-55でオフィシャルタイムアウトに入る。その後京都・伊藤の個人技を許すも、ハードなディフェンスでミスを誘い、川嶋→太田の連係で得点。京都はタイムアウトを使い切る。その後京都はサイモンを起点にした攻撃で得点するが、同1分30秒、田渡のバックドアに鈴木が高速のパスを合わせて得点。最後まで主導権を渡さない。最終クォーターも22-22と引き分け、78-65の13点差で勝利。出場選手全員が得点し、今季最多のチームアシスト29本で昨夜のリベンジ。2勝2敗(得失点差+17)で今季の対京都戦を終えた。
ヘッドコーチコメント
藤田弘輝
2日間いろんな意味でタフな試合で自分たちとの戦いだったと思います。僕らができることにしっかりフォーカスして、フェニックスらしいバスケットが昨日より今日できたのが勝因だったと思います。
(今日はずっと主導権を握りながらも、第3Qの終わりから第4Qにかけて流れが変わりかけた。だがしっかり自分たちの流れに戻せた要因は?)
オーソドックスな2-3ゾーンに対して、僕らのゾーンオフェンスをし続ければ、オープンシュートは打てると思っているので、それは言い続けました。オープンシュートを打って決めたのだと思います。寺園の2本は大きかったですし、長谷川の3本目もとても大きかった。あのシュートが入らなければ、その分ゾーンされて試合展開がもっと重かったと思うので、ビッグショットを決めてくれたと思います。
(チームにとって今日の勝利はかなり大きな意味がある?)
京都さんにはすごく勝ちたいので、いろんな意味で大きな勝利だったと思います。今季4試合中の4試合目でもう試合がない。今日負けると負け越しだったので、それは絶対に許さないとチームで誓い今日試合に臨みました。イーブンに戻せてよかったです。
選手コメント
ロバート・ドジャー
勝った時はいつもいい気分です。いいスタートを切って、相手のオフェンスを絞って、自分たちのディフェンスのエクスキューション、そしてオフェンスの方でもエクスキューション、すべてを遂行できたことは素晴らしかったと思います。
(昨日ファウルアウト、今日も苦しい場面が多かったが、勝ちにつながった大きなポイントは)
私とウィル(マクドナルド)がファウルトラブルになった時、相手がゾーンディフェンスをしてきた時に、ゾノ(寺園)がステップアップしてスリーを決め、ノブ(長谷川)もいいスリーを決めてくれた。自分たち一人ひとりがステップアップしたことによって、自分たちがリードを守り切れる結果になったと思います。そのまま最後まで行ったのだと思います。全員スコアできました。
(京都のゾーンディフェンスに対して、ドジャー選手のポストへの動き、ゾーンアタックがとても効いていた。自身の評価を)
自分のキャリアでもずっとゾーンブレイクをする役割があったのでそれは自信を持っています。自分が打つのか、もしくはチームメイトにセットアップしてワイドオープンを打たせるのか、そういうことをゾーンでは常にやり続けます。それでワイドオープンのシュートを決めきっただけの話です。