ディフェンスで我慢し13点差で快勝。2018-19シーズンは白星スタート!

1Q
堅守からリズムに乗り大量リードでスタート

渡邊、鈴木が負傷欠場。ロバート、寺園、長谷川、岡田、ウィリアムでスタートする。 開始19秒、岡田がドライブで突破し先制点。すぐさま京都・マブンガに得点されるが、長谷川のドライブ、ウィリアムのミドルなどで連続得点。 残り6分42秒で7-7とリードを奪う。 その後、京都に速攻を許すも、タフな守備で失点を防ぎ、相手ミスを誘うと、ウィリアムが1on1やオフェンスリバウンドから連続得点、さらにロバートが緩急をつけたドライブで加勢。 同4分2秒で13-6とダブルスコアに広げると、京都はたまらずタイムアウトを取る。 その後、京都・内海に3点打を許すが、アグレッシブなディフェンスと全員が動く速い攻撃で流れに乗り、寺園の3Pシュート、川嶋のドライブ突破、太田のポストアップなどで連続9得点のラン。 終盤も堅守を徹底し、22-9と13点リードで第1Qを終える。

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2Q
後半に流れを奪われ、9点差に詰められる

開始早々、京都・サイモンに1on1から先制されるが、川嶋のスティールで流れを戻し、川嶋のリムドライブ、長谷川の3Pシュートで加点。 開始1分20秒で27-11と16点差をつける。しかし、京都・サイモンにインサイドを制され連続失点。フェニックスはタイムアウトで立て直す。 タイムアウト明け、菅野のカットインを起点に全員でパスをつなぎ、田渡が3Pシュート。さらに菅野のフリースローなどで加点し、残り6分46秒で33-15とこの日最大の18点差をつける。 その後、京都・マブンガの連続得点でじりじりと追い上げられるが、フェニックスも得意のボールムーブからロバートが連続得点。 38-21でオフィシャルタイムアウトに入る。 タイムアウト明けもリズムよいパス回しから川嶋が3点打を沈めるが、その後は攻め手を封じられ得点は停滞。 守備に転じては京都・伊藤を起点にした攻撃を止められず、連続11失点。終盤にウィリアムがポストアップから応戦するも、43-34でタイムアップ。 点差を1桁に詰められ前半を終える。

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3Q
要所で流れに乗り切れず、点差は6点に

立ち上がり、ターンオーバーでリズムを崩すが、堅守とディフェンスリバウンドで立て直し、開始1分8秒に速攻から先制点を奪う。その後、京都・岡田に連続3Pシュートを許し7点差に縮められるが、連係の取れたディフェンスと寺園を起点にした高速のボールプッシュでチャンスを作り続け、連続7得点。残り5分20秒で54-40と再び点差を広げると京都はすかさずタイムアウトを取る。その後、長谷川の3Pシュートで加勢するが、再び京都に勢いを奪われ、インサイドアタックや速攻を許して失点。同3分を切り、長谷川のミドルで粘るも、京都の守備にミスを誘われ、インサイドで連続失点。同1分25秒で59-52と再び7点差に詰められるとフェニックスはたまらずタイムアウトを取る。終盤、太田の攻守でチャンスを掴むも得点は伸びず、京都・サイモンに1on1で制され失点。このクォーターも17-20と抑えられ、60-54の6点差で最終クォーターに入る。

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4Q
堅守速攻の勢いを取り戻し、ホーム開幕戦を制す

立ち上がり早々ターンオーバーを誘うと、開始35秒に田渡のドライブで先制する。 その後、フェニックスらしい統率の取れた守備が再燃し、ミスを誘ってチャンスメイク。 寺園や岡田からの鋭いキックアウトパスからロバートが連続で3シュートを沈め、残り6分47秒で68-56と12点差に。 会場は大いに盛り上がる。すぐさま京都・サイモンにゴール下を制されるも、川嶋のノールックパスを太田が冷静に沈めて加点。 その後も堅守は弛まず、70-58でオフィシャルタイムアウトに入る。 タイムアウト明けもリズムは崩れず、ロバートが得意のミドル、シュートフェイクからのドライブ+ダンクで追加点。 その後、セカンドチャンスなどを許し連続失点するも、ウィリアムのパワープレーや寺園のフリースローで加点。 最終盤も大きな流れを京都に渡さず、77-64の13点差で勝利。 チームアシスト23本、リバウンド40本(うちORB14本)、相手ターンオーバー15奪取と、堅守からの理想のチームバスケットで、ホーム開幕戦を白星で飾った。

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ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

藤田弘輝

昨シーズンの開幕で2連敗した京都さん相手に今日ホームで勝てたのですごくホッとしています。と同時にしっかり明日もフェニックスらしいバスケットをしてホームのみなさんの前で勝ち、連勝スタートを切りたいと思います。
(昨シーズンとの大きな違いは?また今日の内容は完璧な試合運びと言えるか)
完璧ではないですが、去年の開幕戦との大きな違いはやはりドジャー選手がいるかいないか。 そこは大きいです。 マブンガ選手を相手にドジャー選手がいないのは去年は相当きつかったのでそこは大きなポイントですね。 あとは、去年よりチームのエッジが効いていると今日感じました。崩れそうな部分でもディフェンスでしっかり我慢できたのが大きかったです。
(具体的にドジャー選手のよかったところを)
マブンガ選手に対してのディフェンスがすごくよかったです。 いくつかファウルは取られましたが、マブンガ選手の3Pシュートが0/4本という結果は彼の強みを消すようによく守ってくれたと思います。 ピック&ロールもよく守ってくれました。 ファウルトラブルがある中で、マブンガ選手を止めきれたとは言えないですが、なんとかチーム全員でよくコンテインできたと思います。すごくいいディフェンスだったと思います。

選手コメント

PF

ロバート・ドジャー

まず勝ったことが素直に嬉しい。勝つというところが一番大事なので。そして、開幕戦としていい内容のゲームができたのではないかと思います。しかし、まだまだ小さなミスが目立っているのでチームとしてしっかり修正し、明日勝ち切るということをめざして準備をしていきたいと思います。
(第4Qでの連続3Pシュートなど効果的な得点があったが、意識したことは?)
コーチがやろうとしているバスケットを自分たちが遂行した結果が、ただただそのオープンショットにつながり、そのワイドオープンのショットをただただ自分たちは決めきった。 決めなければいけないショットを決めきった。それだけのことだったと思います。
(HCが、去年の開幕戦との大きな違いがドジャー選手がいるかいないかの点だと。思うところは?)
まず自分は去年プレーをしていないので、去年と今年を自分としては比べることはできません。自分がいなかったからどうかなど、その部分の違いはわからないです。けれど、自分の仕事、外国籍選手として万全のコンディションでいることはとても大事なことで、外国籍選手はチームの大きなパートになっているので、それを知った上でコンディションを整え、ここでプレーできたことが本当に幸せに思っています。

SG/SF

長谷川 智伸

(すごくチームに順応している印象を受けました)
HCに求められることを遂行しただけといいますか…。かっこよく言えば。オフェンスでは、しっかり決めるべきところでしっかりシュートを決められたというところ、ディフェンスではチームルールを意識した上でしっかり堅実なチームルールにのっとったディフェンスができたというところです。
(開幕戦ということで意識したことはあるか)
やはりホームの開幕戦ということで。もちろん開幕戦じゃなくても勝ちたいですが、余計に勝ちたいという気持ちは強かったですし、京都は同期の川嶋の古巣で地元(出身地)のチームでもあるので、勝ちたかった。チームとしても個人としても、ブースターさんのため、HCのためにも勝ちたかったですが、やっぱり川嶋のために勝ちたかったというのはありますね。
(自己分析として、自分のいいところは)
僕自身は、HCの言ったことはしっかり守ろうと思ってやっていますし、そういうことができると思っています。その上で、ディフェンス面はもちろんハッスルして、オフェンス面もアグレッシブなオフェンスを。攻守ともにアグレッシブなところが自分の長所だと思います。

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