富山グラウジーズ紹介

富山は中地区で7位のインサイドが強いチームだ。
怪我により主力選手の離脱が相次ぎ厳しいシーズンとなっているものの、バイウィーク明けの渋谷戦では大黒柱の#34スミス選手が復帰し、大接戦を演じた。
爆発力のあるスモールフォワードの#23ガドソン選手、得点力が高く乗ったら止められない新加入の#22ヘソン選手も大活躍を見せており、非常に爆発力のあるチームになっている。
日本人選手でも3ポイントシューターの#16松井選手、#33晴山選手を始め、ベテランの#0小野選手、#9水戸選手と曲者が揃っていて、決して侮れないラインナップとなっている。
リーグトップクラスの破壊力のある#34スミス選手がインサイドで暴れ、#23ガドソン選手、#22ヘソン選手がオールラウンドで活躍しだすと富山のオフェンスを止めるのは非常に困難になるだろう。
フリースローの試投数はリーグで5位と非常に多く、相手を苦しめている。
ただ、ターンオーバー(ミス)がリーグで最も多く、チームの課題となっている。
富山の注目選手はインサイドで圧倒的な存在感を見せる#34スミス選手。
210cm、138kgという体格を生かし、ゴール下に君臨するビッグマン。
1試合平均17.7得点、10リバウンド、2.7アシストと正にチームの大黒柱としての活躍を見せている。
シュート確率は驚異の70%越えとゴール付近でボールを持たれると止める術はない。

今節の見所

フェニックス自慢の激しく粘り強いチームディフェンスで富山の強烈な"個"を押さえる事が出来るかが今節の鍵となるだろう。
#34スミス選手に対しては、マークマンが少しでも外に押し出し、他の選手がカバーディフェンスをしなければ止める事は難しい。
また、#23ガドソン選手、#22ヘソン選手に対しては乗せたら止められなくなってしまうので試合の序盤から警戒が必要だ。
フェニックスのコーチ陣がどのようなディフェンスを仕掛けるのかに注目したい。
速い展開ではフェニックスに分がある為、今節もディフェンス、リバウンドが勝敗を分ける要因となるに違いない。
ここまでお互いにターンオーバー(ミス)が多く課題となっており、勝負所で相手の得点に繋がるようなターンオーバーは避けたい所だ。
富山はインサイド、フェニックスは速攻とどちらが"らしさ"を出せるかに注目したい。
フェニックスの注目選手はNBAで多くの実績を持つ#9オクイン選手1試合平均17.5得点、10.6リバウンド、3.4アシストと安定感のある活躍でフェニックスを支えるビッグマン。
フリースローの確立は80%を超えていて、要所で確実に得点を重ねる。
ブロックショットは2.0とリーグトップレベルでディフェンスでもチームに貢献している。
by　カゲっち