B.LEAGUE3年目のレギュラーシーズンも熾烈な後半戦へと突入している。チームの伝統である「ディフェンス→リバウンド→トランジション」というチームバスケットを貫くも、苦しんだ前半戦。今こそシーズンスローガンの【EDGE】が求められており、これからの戦い一つ一つが正念場となるフェニックス。
今節の相手は、ここからチャンピオンシップ出場を果たすためには倒さなければならない同じ中地区の富山グラウジーズだ。今シーズンは2018年12月に浜松アリーナにて激戦を繰り広げるも両日とも一歩及ばず悔しい連敗を喫している。
今回警戒すべきプレーヤーは、#24 大塚裕土だ。
3ポイント成功率は36%を超えておりB1リーグでもトップ10近くの実力を持つ。富山グラウジーズのブースターは彼が3ポイントを打つたびに「カモン!」と叫び、幾度となく流れを呼び込む3ポイントを決めきってきた。先日華やかに開催されたオールスターゲーム2019富山では、3ポイントを46.2%という高確率で6本沈め、数々のスター選手を抑え見事にMVPを獲得している。勝利を掴むためには、彼に自由にシュートを打たせてはならない。
他にも警戒すべきプレーヤーは、インサイドを支配する#0 レオ・ライオンズ、#34 ジョシュア・スミスの両外国人選手だ。
前回の浜松での2日間の対戦で、ライオンズ選手には合計52得点を許し、スミス選手には合計40得点・21リバウンドを許してしまっている。大塚の外を警戒すれば、強烈なインサイド陣が得点を量産する非常に攻撃力の高いチームだ。
対する我らがフェニックスは、#21 菅野翔太の3ポイントに期待がかかる。
彼の美しいフォームから繰り出される3ポイントシュートは、フェニックスの武器となるだろう。シーズン中盤戦から徐々にプレータイムを獲得し、爽やかな見た目とは裏腹に貪欲にシュートを狙っていく。フェニックスの3ポイントシューターと言えば、#73 田渡修人がいるが、当然警戒されており、そこに菅野のシュートが決まり始めれば、相手は的を絞れなくなり、よりフリーにシュートを打てるようになる。また外を警戒されれば、フェニックスが誇るビッグマンの#1 チルドレス、#8 太田、#45 マクドナルドたちがフィニッシャーとしてゴールを重ねてくれる。
雪辱を果たすためにも選手たちには期するものがある今回の平日ナイトゲーム。学校終わりに、仕事帰りに、仲間や家族とぜひ会場で熱いブーストを!
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