島根スサノオマジック紹介

島根スサノオマジックは西地区で上位争いを繰り広げている強豪クラブだ。昨シーズンは西地区2位でチャンピョンシップゲームに出場し、準々決勝で優勝候補のアルバルク東京を破り、その実力を存分に示した。金丸選手はフェニックスに移籍したもののその他の主力選手は残留し、戦力は維持したままチーム力を積み上げている。指揮官はニュージーランド代表ヘッドコーチ経験もある島根で2年目のヘナレHC。選手が持つそれぞれの長所を生かすのが上手いコーチという印象だ。外国籍選手は得点、リバウンド、アシスト全てでリーグトップクラスの数字を叩き出している#2ビュフォード選手を中心に、オーストラリア代表経験もあるオールラウンダーの#4ケイ選手、インサイドで安定感のある#8トラビス選手、帰化選手でベテランビッグマンの#28ウィリアムス選手と非常に充実している。#8トラビス選手は怪我でインジュアリーリスト入りしているもののその戦力はリーグトップクラスと言えるだろう。日本人選手では絶対的司令塔で得点、アシストを量産しているの#3安藤選手、フェニックスから移籍し、3ポイントシュートを高確率で決めている#26津山選手がチームをリードしている。島根の注目選手は島根で3シーズン目のオールラウンダー#2ビュフォード選手。今季は得点、リバウンド、アシストと全ての部門で過去最高のスタッツを残しており、その好調ぶりが伺える。スティールでもリーグトップクラスの数字を叩き出しており、ディフェンスでも気の抜けない選手だ。

今節の見所

リーグトップクラスの得点力を持ちながら、アシストが非常に上手いボールハンドラーの#2ビュフォード選手と#3安藤選手。この二人に対してどういうディフェンスを仕掛けるのかが勝敗に大きく関わってくるだろう。大野HCとフェニックスが誇るリーグトップクラスのスタッフ陣がどういったディフェンスを考え、選手がどう遂行するのかに注目したい。また3ポイントシュート試投数、確率共にリーグ上位の島根に対し、外角のシュートを気持ちよく打たせたくはない。個々でのプレッシャーディフェンスはもちろんのことチームディフェンスの遂行が求められる。島根が敗れた試合は失点が非常に多くなっており、フェニックスは激しいディフェンスから速攻を増やし対抗したい。フェニックスの注目選手は日本最高峰のシューター#14金丸選手。ここまで怪我が多く出場試合が少ないものの、出場した試合では10勝4敗と大きく勝ち越しておりその存在感は他を圧倒している。3ポイントシュートは40%、フリースローは90%を超えていて正に精密機械のような選手だ。今季は激しいディフェンスでもチームに貢献していて、更なる成長を遂げている。今節は古巣相手に意地を見せてくれるに違いない。　
by　カゲっち