名古屋Dは西地区でチャンピオンシップゲームが狙える好位置につけている強豪チームだ。日本での実績があり安定感のある外国籍選手3選手に加え、日本代表選手の安藤、張本選手、アシストでリーグトップクラスの齋藤選手とタレント揃いで、選手層も厚い。シュート確率がリーグ4位、3ポイントシュートの確率が2位、フリースローの確率が1位とどこからでも効率よく点数を取れるチームだ。3ポイントシュートの割合が多いのも特徴で、名古屋Dの得点源となっている。前回のフェニックスとの対戦でも2試合とも高確率でシュートを沈め、100点ゲームで快勝している。ディフェンスでも相手のシュート確率を最も低く抑えており、堅実なプレーが特徴のチームといえる。。

名古屋Dの注目選手は齋藤選手。 Bリーグトップクラスのポイントガード。平均12.2点、5.7アシストと得点、ゲームメイク両方が出来る類まれな選手だ。アシストランキングはリーグ3位でタレント揃いの名古屋Dの起点となっている。

まずは、一試合を通してフェニックスがプレッシャーを与え続け、名古屋Dに簡単なシュートを打たせないディフェンスが出来るかが最大の鍵となる。また、ターンオーバー、オフェンスリバウンドの本数で名古屋Dを上回り、攻撃回数を出来るだけ多くしたい所だ。フェニックスは激しいディフェンスからターンオーバーを誘い速攻に繋げる勝ちパターンに持っていきたい。攻守に渡り”アグレッシブさ”でフェニックスが圧倒することが出来れば勝利が見えてくるはずだ。

フェニックスの注目選手は岡田選手。 鉄壁のディフェンスと高いバスケットIQでチームに貢献するベテランプレーヤー。エースキラーと称され、フェニックスの勝利には岡田選手の要所での活躍は必須となっている。思い切りの良い速攻、リバウンドにも注目して欲しい。