“B.LEAGUE4年目のレギュラーシーズンも開幕し第3節、いよいよ三遠ネオフェニックスのホームゲームの開幕だ。今シーズンは「B STRONG」というスローガンを掲げ、チームの伝統である「ディフェンス→リバウンド→トランジション」というチームバスケットを貫き通し長いシーズンを戦い抜く。

記念すべき豊橋開幕戦の相手は、”海賊”横浜ビー・コルセアーズだ。

3年連続降格プレーオフ争いに巻き込まれ、その度に生き残ってきた横浜。
今シーズンのオフは、チーム改革を一気に推し進めた。その先頭を走ってくるであろう横浜の注目プレーヤーは、#10 アキ・チェンバースだ。2013年にアーリーエントリーでフェニックス（当時ｂｊリーグ「浜松・東三河フェニックス」）に入団したアメリカにルーツを持つ選手だ。昨シーズンまではBリーグの強豪千葉ジェッツに2シーズン在籍したが心機一転、横浜へ。高い身体能力を兼ね備え、非常に粘り強い対人ディフェンス力は、脅威の一言だ。そして今シーズンはオフェンス面でも横浜を牽引するだろう。昨シーズン千葉では1試合平均5.4得点であったが、先日行われたアーリーカップ2019関東では平均12得点をあげている。彼を止めずしてフェニックスの勝利は見いだせない。さらに、キャプテンに就任した#21 田渡凌、再び横浜に舞い戻ったゴール下の守護神#42 ジェイソン・ウォッシュバーン、名門筑波大学のキャプテンを務め栃木、三河と強豪チームを渡り歩いてきた#46 生原秀将など曲者が揃っている。

対するフェニックスは、こちらも新加入#13 西川貴之が横浜の前に立ちはだかる。
今シーズン、強豪シーホース三河より加わり、長身ながらランニングプレー、3ポイントとオールラウンドに活躍でき、プレーにスケールの大きさを感じさせる新たなエース候補だ。明治大学を卒業後、地元北海道に入団し3シーズンを過ごす。三河に移籍後は、ウィリアム・ジョーンズカップで日本代表に選出されるなどしたが、リーグでは2シーズン大きなインパクトを残せずにいた。彼の性格やポテンシャルを考えれば、このまま終わるようなプレーヤーではない。我らがフェニックスで、まさに不死鳥のごとく蘇り新たなエース候補として期待される。

お互いに落としたくない一戦であることは間違いないが、ここは我々のホーム豊橋市総合体育館。ましてや豊橋開幕戦。フェニックスブースター一丸となって会場で西川貴之を、フェニックスの選手たちを後押ししてほしい！今シーズンのホーム開幕戦を見逃すな！"