B.LEAGUE3年目のレギュラーシーズンも熾烈な後半戦へと突入。チームの伝統である「ディフェンス→リバウンド→トランジション」というチームバスケットを信じ、Get Fired Up!シリーズとしてホームゲーム3週目を迎えるフェニックス。
Bリーグ2代目チャンピオンを相手にした翌週は、旧リーグ時代から熱戦を繰り広げてきた古豪大阪エヴェッサが相手だ。
大阪の注目すべきプレーヤーは、元NBAプレーヤーの#55 ジョシュ・ハレルソンだ。
NBAドラフト45位でピックされ、ニューヨーク・ニックスやマイアミ・ヒート、デトロイト・ピストンズで活躍してきたビッグマンだ。
208cm、125kgの巨漢ながらアウトサイドシュートを得意とし、ここまで3ポイント成功率35.8%をたたき出すスコアリングマシーンを止めずしてフェニックスの勝機は見いだせない。
Bリーグ通算2000得点を1月にクリアし、1試合平均14.8得点、1試合平均12.1リバウンドと平均でダブルダブルを達成しており大阪の軸となっていることは間違いない。
ハレルソンだけでなく、#25 エグゼビア・ギブソン、#21 トレバー・ムバクウェの両選手も驚異的な爆発力を有している。また、帰化選手として#10 ファイ・パプ月瑠を擁しており、インサイドの攻防が試合の鍵を握ることになるだろう。
強力な外国籍選手だけでなく、日本人選手も曲者揃いだ。
#3 藤高宗一郎は1月に行われたオールスターゲームのダンクコンテストで日本人で唯一エントリーされた身体能力抜群のプレーヤーだ。#27 熊谷尚也はAkatsukiFiveにも名を連ねる走攻守揃ったユーティリティープレーヤーであり、大ベテラン#17 木下博之もここぞという場面でシュートやアシストを決めてくる難敵だ。
インサイドを守るため、我らがフェニックスは、2月に新加入したビッグマン#22 セドリック・シモンズに期待がかかる。
3/3の栃木戦で鮮烈なBリーグデビューを果たしたセド。206cmの身長ながら、ウィングスパン(両手を伸ばした長さ)は220cmを超えており、リバウンド、ブロックショットは相手にとって脅威となるだろう。NBAドラフトでも15位と上位指名された選手であり、実力は折り紙付きだ。そして、#45 ウィリアム・マクドナルド、#1 ジョシュ・チルドレス、日本が誇る#8 太田敦也とフェニックスのインサイド陣は誰が出たとしても大きな安定感をもたらせてくれる。
ワイルドカードの順位でも3月4日時点で1勝差と、お互いにとって一つ一つの勝ち星が重要になってくるレギュラーシーズン終盤戦。どのクラブにとっても連戦が続き疲労が蓄積されている今こそ、ブースターにはフェニックスの選手とともに会場でぜひ一緒に戦ってほしい!ホームアリーナである豊橋市総合体育館へ集え!
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